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計画自体が失敗してたらどうしようもない・・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3183

time 2018/11/12

計画自体が失敗してたらどうしようもない・・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3183

みなさんこんにちは。下ちゃんです。さぁ今週もスタートです。11月も3分の1終了やり残しのないようにしっかりと行動しようっと・・・

 

いまやビジネスマンの基礎スキルとして、定着しているPDCA・・・・

Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善または調整)を繰り返して業務を改善していく手法です。

どうでしょうこの通りに回せている人は意外と少ないかもしれませんね。

チーム一丸となって仕上げた計画も、2カ月もすれば積み残し案件ばっかりに――。

実行できないケースを考えてみましょう・・・まずは計画自体が失敗している

計画が失敗する可能性としては次の3つが考えられる。

 

・計画がない =「まあなんとかなるんじゃないですか」

・計画が粗い =「課題はざっくり見えていますが、解決案はあまり考えていません」

・計画が無茶 =「課題も解決案もわかっています。絶対に無理だと思いますけど」

 

1番目の「計画がない」ケースはさまざまな職場で、時々起こることだ。たとえば社長の思いつきで新規事業が突然立ち上がるようなときだ。役員会レベルでは自分たちが実行役ではないことをいいことに、ノープランのままあるチームに丸投げをする。

チームリーダーはそのままでは走れないので計画フェーズに戻ろうとするが、社長の肝入りプロジェクトなので毎日のように役員が顔を出し、「まだ動いていないのか!」と怒り出す。しょうがないので手探りのまま動き出すも、課題すら見えていないので迷走を続けることになる。

または仮に役員会から計画が降ってきた場合でも、どう考えても人手が足りないのに、「それをどうにかするのが君の仕事だろう?」と突き放されたら打つ手がなくなる。これが3番目の「計画が無茶」なケースである。

個人のPDCAでは2番目の「計画が粗い」ことが非常に多い。それを象徴するのが読書だ。ビジネス書からたくさんの刺激を受けて、「自分はここが課題だ」とせっかく気づいても、それを具体的な解決案に落とし込まないから9割の人は読んで終わりになってしまう。

 

今週はこのような課題をクリアできるように考える1週間にしましょう~

 

MPE 経営人事教育システム

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