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目先に振り回されずムリはしないこと・・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3393

time 2019/06/10

目先に振り回されずムリはしないこと・・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3393

みなさんこんにちは。下ちゃんです。この週末は比較的過ごしやすかったような気がしました。あまりあちらこちらと出歩かなかったからかも・・・・

今日は雨が降ったりやんだりするそうです。少々鬱陶しい天気なのかもしれませんね。新たな週のスタートです。気持ちは晴れやかに元気な挨拶から始めましょう!

 

さて、

孫子の言葉に、「軍を挙げて利を争えば、則ち及ばず」 とあります。

意味は、何が何でも誰よりも早くゴールに到達しようとムリを重ねると、結果的に力の消耗が激しく、うまくいかないことが多いということである。

有利になろうとする余り、逆に不利になることがあるのだから、無理を重ねてはいけないということです。

 

これはビジネスマンの仕事の進め方にも言える事かも・・・・・

早く仕事を仕上げようと、徹夜に徹夜を重ねたら、仕事の能率も質も落ちて、結果的にいい仕事はできません。

あるいは、価格競争に陥って、ムリして自社商品の値段を下げていったら、自社の得られる利益がどんどんと減っていきます。

それによって会社は体力を奪われ、結果的に経営状態を悪化させることになるかもしれないということです。

このように、目先の有利なことばかり考えてムリを重ねると、ろくなことにはならないということですよね。

無理を重ねずに力を温存することもまた「迂直の計」と言えるのでしょうね・・・・・

 

こんな記事がありました。

人は仕事の中で自然に育つという考え方があります。しかし、「VUCA(Volatility=激動、Uncertainty=不確実性、Complexity=複雑性、Ambiguity=不透明性)」といわれる今の時代、変化・変革をリードできる人材が偶然に生まれ出てくることはまれであると・・・・

組織にとっては、リーダー人材が偶然生まれる事を待つのではなく、意図して計画的に人材を「作り込む」ことが重要になってきています。

組織がリーダーや人材育成を図るうえで考慮すべき条件は3つあると考えています。それは「育てる意志」「育てる場」「育ちたいという思い」の3つで、これがそろってはじめて効果的な人材育成が可能になると。

 

MPE 経営人事教育システム

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