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評価面談ではなく支援の面談を考える・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3413

time 2019/06/30

評価面談ではなく支援の面談を考える・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3413

みなさんこんにちは。下ちゃんです。風は吹いてましたが、生暖かい風で私にとっては最悪なコンデションでした。

少し歩くだけで汗ばむ状態・・・・梅雨はやっぱり嫌いな季節です。

そんな梅雨ですが、沖縄は梅雨明けしましたね~本格的な夏に向かっていきます。明日から7月がスタートです。気持ちを切り替えて頑張っていきましょう!

 

こんな記事が載ってました。人事制度設計をする立場である私にとっては興味がある内容でした。

今、グローバル企業が通年での人事評価をやめていることをご存じだろうか。有名なところだと、マイクロソフト、GE、アクセンチュアが挙げられるが、その他アメリカの先端企業でも、6カ月や3カ月といった短いサイクルで人事評価を行う方向にシフトしているという。

この背景にあるのは、現代のビジネスが「VUCA時代」に入ったことだと・・・・・ではVUCAってなんだろう?

VUCAとは、Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉だそうです。

 

つまり、現代の企業戦略に求められるのは、いかに速く、柔軟に動いて切り換えて、VUCA時代に対応できる組織を構築するかということだ。もはや朝令暮改を批判するのでなく、いかにスピーディーに組織として動けるかの機動力が大切な時代になってきた。

 

ビジネスの構造変化がスピードアップし、短いサイクルで戦略を立てたり、変革しなくてはいけない時代に、人事評価が年に1度でよいだろうか。時代の変化に即して、人事評価も迅速に変えていく必要があるはずだ。

 

そのようなズレを解決しようと、ある会社では3カ月に1度の人事評価を行っている。

直属の上司と部下による「1on1(ワン・オン・ワン)ミーティング」を制度化した。毎月1回、3カ月後の目標に対する進捗や状況報告を15分程度で行う。もし予定どおりに進んでいないのであれば、その場で障害を取り除くなど対応策をとることも可能になる。

1on1ミーティングは必ずしも評価面談ではない。あくまで1on1ミーティングは社員の「支援の場」だ。

そう聞いても、日本人にとっては、上司と部下が1対1で対することにネガティブな印象があるかもしれない。

従来の日本では「上司が部下に対して一方的に指摘をする」という図式が多かったからだろう。

しかし1on1ミーティングは本来、経営側だけでなく社員にとってもメリットがあるものだ。部下の現状に上司が耳を傾けることで、悩みを聞き出すこともできるし、部下から相談ができる場でもある。上司が部下に寄り添い、育成につながる機会にもなることを看過するべきではないと思うのです。

今後の課題として取り上げてもいいのではないだろうか・・・・

 

MPE 経営人事教育システム

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