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リーダーシップの行動特性を知ってみよっと・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3474

time 2019/08/30

リーダーシップの行動特性を知ってみよっと・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3474

みなさんこんにちは。下ちゃんです。TBSテレビで放映されているノーサイド・ゲームの中で取り上げられているラグビー。いよいよ開幕が来月20日~始まります。ラグビーワールドカップ日本大会。

日本代表が発表されましたね・・・・

まだまだ野球やサッカーや柔道や陸上などいろんなスポーツよりメジャーではないように思えるが、これからは盛り上がり加速するのではないだろうか。

 

さて今回は、皆さんよくご存じの

リーダーシップの行動特性を把握するのに役立つPM理論を考えて行きたいと思います。

PM理論を提唱したのが三隅二不二氏です。

2つの行動特性を満たすことでリーダーシップを発揮することができると考えたのです。

 

その2つの行動特性が、「目標達成行動:P行動(performance)」と「集団維持行動:M行動(maintenance)」です。

「P行動」とは目標達成のための行動です。

例えば、「売上目標を達成するために戦略を練る」「目標達成のための計画を立てる」「立てた計画を遂行するために、メンバーに指示を出す」などが該当します。

「M行動」とは集団を維持するための行動です。

「メンバー間の緊張を和らげる」「チームメンバーとの飲み会を開催し、親睦を深める」「部下の悩みを聞き、アドバイスする」など、チーム内のメンバーに対してフォローや気遣いの行動が該当します。

 

もちろん、誰もがPとMの両方とも備え、リーダーシップを発揮できれば理想ですが、人には得手不得手があるものです。そして、自分の得手不得手をPM理論で確認することで、組織においてリーダーシップを発揮するために何が必要かを知ることができます。

例えば、「自分はPの行動特性が強いが、Mの行動特性が弱い」とPM理論で理解したのであれば、「Mの行動特性を高めるために、もう少しメンバーをフォローしていこう」と自分の行動を振り返りながら、足りない行動特性を高めていくために何が必要かを考えていくことができます。

とはいえ、すぐに足りない部分を高めることはできないので、「足りない行動特性を別の人に補ってもらう」ということも有効な方法です。先の例であげた「自分はPの行動特性が強いが、Mの行動特性が弱い」という人であれば、「Mの行動特性が強い人」をサブリーダーで配置することで、Mの行動特性を補ってもらうことができます。

いかがですか。今一度PM理論で自分のタイプを知るのもいいかもしれませんね。

 

MPE 経営人事教育システム

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