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認知能力と非認知能力・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3541

time 2019/11/05

認知能力と非認知能力・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3541

みなさんこんにちは。下ちゃんです。人財は採用⇒定着⇒教育にあり!

いかがでしたか?今年最後の3連休は・・・・あと今月23日が祝日なのですが土曜日になるので振替休日がなく3連休にならないため。今年は連休が多い1年でしたね~仕事とのメリハリがつけられたなら〇ですよね。ストレスをうまくコントロールできれば。さぁ新たな週がスタートです。頑張っていきましょう!

 

さて、

産業医の先生のストレス耐性の話です。

比較的ストレスに強い人に子ども時代について聞いてみると、多くの人が、認知能力だけでなく、非認知能力を継続的に育まれてきたという共通点があったそうです

認知能力とは、テストの点数や偏差値、IQなど、数字で測定可能で、従来の学校教育等で重点が置かれてきたもので、非認知能力とは、ソフトスキルとも言われるようなもので数字だけでは測れない、総合的人間力を意味するそうです。

勤勉性、外向性、協調性、精神的安定性などが代表的ですが、ほかに、まじめさ、好奇心、社交性、利他性、自己肯定感、責任感、想像力、やり抜く力、自主性、積極性、コミュニケーション力、共感力、柔軟性、忍耐力など。さまざまなものがあります。

そのような人は多くの場合、職場で日頃から上手にコミュニケーションを行っていたり、わからないことを人に聞く素直さや謙虚さ、また、周囲を巻き込む行動力、そして自身の試行錯誤ややり抜く力など、さまざまな要素を持っていたりします。そのため、そもそも回復力をそこまで要さない、要したとしても周囲がサポートしやすい人なのです。

学生時代いくら優秀でも社会では通用しないことって多々あります。それは、

社会人として仕事をするうえで必要な3つのことが欠けているからだそうです。

まず、学生時代は、試験など自分のことを解決することが求められていましたが、社会人になると相手(お客様やチーム)の課題を解決することが求められます。他人のために何かをするには、相手の問題を察したり、聞き出す共感力やコミュニケーション力や利他性などが必要です。

2つ目は、協調性や忍耐力、回復力です。学生時代は仲のいい友達たちと過ごしていればよかったですが、社会人は上司やクライアントなど、苦手だったり気の合わない人たちとやっていかなければなりません。

3つ目は、行動力、やり抜く力、責任感です。学生時代は勉強で知識をつけて試験で点を取るという“机上”での作業で評価されましたが、社会人は、知識を活用して結果を出す“行動”が求められます。それには行動力、やり抜く力などが必要になるのです。

これらはいずれも、非認知能力といわれるものです。非認知能力の高い人は、自分の知らなかった新しい世界の人々と交わっても協調し、試行錯誤を繰り返し、転んでも立ち上がることができます。

その姿勢こそが、ストレスに強いと言われるゆえんなのだそうです。

 

MPE 経営人事教育システム

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