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採用面接にも工夫が必要・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3564

time 2019/11/28

採用面接にも工夫が必要・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3564

みなさんこんにちは。下ちゃんです。人財は採用⇒定着⇒教育にあり!!

今年の世相を反映する出来事や人物、商品をまとめた毎年恒例のヒット商品番付が発表されました。

横綱は「平成から令和へ」と「ラグビー日本代表」でした。順当ですよね~

今年の5月に平成から令和へバトンタッチされ、ほんの少し前まで盛り上がってましたラグビーワールドカップ。素晴らし感動を与えてくれました。この1年を振り返る時期になりました・・・・

 

さて、

ある知り合いの人事担当者と話す機会があり、応募者の面接の際に意識して行うことがあると・・・・それは5W1Hを意識して質問することを心がけていると。過去の仕事や経験を「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように」で分解していくのです。

たとえば、「ひとつの企画を立ち上げるのに、何回くらい打合せをしましたか」とか「そのときに特に心がけたことは何ですか」「それはなぜですか」などと話しを引き出していくことで、求職者の仕事ぶりが見えてくる・・・・

ほかには、以前はどんな仕事をして、どんな実績を残せましたかだけで、なかなかうまく求職者の能力を引き出せなかったのですが、きっかけや学んだことに着目することでかなり改善ができたことを話してくれました。

たとえば、「前年比の売上120%を達成しました」とアピールした応募者に「どのようにして、売上をアップされたのですか」と質問し、「アフターサービスや同業他社についての情報を提供したり、顧客との面会回数を増やし、積極的にコミュニケーションをとりました」と返答があったケース。そこで思わず「なるほど、そんな工夫をしたのですね」と返さず、「以前の面会頻度はどのくらいだったのですか」とか「なぜ面会回数を増やそうと思ったのですか」などと行動のきっかけを確認しました。そうすることによって、応募者に物事を正確に分析する力があるか、常に新しい課題を見つけて成長していける人なのかが見抜けるようになったと・・・・

短い時間の中での面接。そのなかで自社に合った人材を見抜くことは大変ですが工夫をしていい人材が来るように体制づくりしていきたいですね~

 

 

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