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順風満帆であっても受け入れる度量が必要・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3583

time 2019/12/17

順風満帆であっても受け入れる度量が必要・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3583

みなさんこんにちは。下ちゃんです。人財は採用⇒定着⇒教育にあり!!

今年も残り15日。実質稼働は10日前後になります。いつものことですが、やり残しがないよう行動したいものです。

街はクリスマスモードですね。私がいつも通るショッピングモールには大きなクリスマスツリーが飾られていて、インスタ映えを求めて写真を撮る人たちが多くいます。クリスマスソングも流れていて、そこの空間だけクリスマスになっていますね・・・

 

さて、話は変わって

ワンマン経営とは、独裁色の強いワンマン社長が会社に君臨して、ワンマン体制で会社を支配している状態のことを言いますよね。ワンマン社長(ワンマン経営)の最大の強みは、経営判断や意思決定のスピードが速いということです。ワンマン社長が独りで経営判断等を次々と裁決していくので、経営判断が当たり続ければ会社が順調に成長していきます。

会社創業から10年くらいはワンマン経営の方がスピード感があり、時流に乗りやすいメリットがあると思う。

しかしその一方で、ワンマン経営は、イエスマンの増殖やナンバーツー不在といった深刻な弊害を生みだしたり、ワンマン社長自身がワンマン経営を辞めることができなくなる、といったデメリットもある。

また、ワンマン社長に天才的な経営の才能があったとしても、会社経営は生き物のようなものなので、全ての采配が見事に当たり続けることは、まずあり得ない。

やはり、会社経営がある程度安定した段階でワンマン経営から徐々に抜け出し、チームでの経営体制に移行した方が失敗リスクも低下するのではないだろうか。

経営者が部下からの進言を受け入れる度量を示さないと、会社はいつしか恐怖政治となり、ワンマン経営に拍車がかかってしまう、この場合、意思決定に関わった役員、部長は責められない。やはり、ワンマン経営を推し進めたワンマン社長の責任が一番重いと言わざる得なくなってしまうのです。

このように、創業期から順風満帆に経営されている会社であっても、ワンマン社長のたった一つの判断ミスが命取りになることは往々にしてあることです。

ワンマン社長になりたくなければ、時には経営者にとって耳の痛い内容であったり、意に反する意見であっても、受け入れる度量が必要だと思うのです。

 

 

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