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禍福は糾える縄の如し・・・  人事見直し倶楽部通信  №3961

time 2020/12/29

禍福は糾える縄の如し・・・  人事見直し倶楽部通信  №3961

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和2年12月29日火曜日です。

#目標管理 #人事評価 #テレワーク #マインドセット

2020年もカウントダウンが近づいてきましたね。こんな言葉が響きました。

『禍福は糾える縄の如し』ということわざです。

禍福は糾える縄の如しとは、良いことがあれば悪いこともある。目の前のことに一喜一憂せず、物事は長い目で見ることが大切だ。とか、

好調なときでも油断しないことが大切だ。という意味だそうです。

禍から福に変えなければ・・・

 

さて、今日も自己肯定感と自己効力感について見ていきます~

自己肯定感が低く自己効力感は高い場合は、以下のような問題が考えられます。

・実際に成果を出せていても、どうしてできているのかプロセスが分からない

・他人にアドバイスを求められても、具体的な説明ができない(何となくできている感覚のため)

・実際には成果に周囲の方のサポートなどが関わっていても、気づかない可能性がある(自己肯定感の低さにより自分の状況を把握せず、かつ自己効力感の高さで自信を持っているため)

・目標達成できているのに、いつまでも自信がない

これらの問題により、一時的に成果を挙げることができても「困難に直面した時に打開できない」、「周囲に不満に思われてしまう」などの事態を招いてしまう恐れがあるというわけです。

 

3つ目です。自己肯定感が高く自己効力感は低い場合です。

「自分は能力がある。それなのに仕事がうまくいかないのはどうして?」

自己肯定感が高く、自己効力感が低いときに出やすい言葉です。この場合、以下のような問題が考えられます。

・周囲から「できないのに偉そうにしている」と思われやすい

・問題や困難があっても現在の方法を変えようと思いにくい(自己肯定感のみ高く、自分には原因がないと考えやすいため)

・実際には十分な成果を出していても喜べない(実際にはもっとできるはずで、運悪くダメなところがあったという発想になりやすいため)

・うまくいかなかったことを他者や体制などのせいにしやすい(自分は間違っていない、と思いやすいため)

このような印象を持っていると、周囲の人間から「近寄りがたい」「関わりたくない」と思われる可能性があります。自己肯定感の強さばかりが目立って、「プライドが高い人」と見られやすいのです。

気を付けましょう。

 

MPE 経営人事教育システム

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