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コミュニケーションの「深度」と「頻度」・・・  人事見直し倶楽部通信  №4030

time 2021/03/08

コミュニケーションの「深度」と「頻度」・・・  人事見直し倶楽部通信  №4030

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年3月8日月曜日です。

#目標管理 #人事評価 #テレワーク #マインドセット #ピープルマネジメント

2025年まであと4年10カ月。“2025年問題”という言葉があります。

日本の人口の年齢別比率が劇的に変化して「超高齢化社会」となり、社会構造や体制が大きな分岐点を迎え、雇用、医療、福祉など、さまざまな分野に影響を与えることが予想されると言われている問題です。

日本の人口は2010年を境に減少を続け、2025年には約800万人いる団塊の世代が後期高齢者(75歳)となり、国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会を迎えると・・・・

逆に社会保障の担い手である労働人口は減っていくため、社会保障費の増大、不足が予想されるほか、医療、介護分野の整備や少子化対策がもう目の前に来ているということです。

 

さて、

一昔前は終身雇用が当然の時代で、転職の選択肢はほとんど考えられない時代でした。

しかし今では、自分が力を発揮できる環境を求めて転職することが当たり前になり、特に中小企業の経営者の方々は、この変化を採用においてひしひしと感じていることでしょう。

こうした働き方の変化の中で企業が行うべきは、自社にとって必要な資質を持つ優秀な人材を自社に留めておく企業づくりだといえます。

従業員のエンゲージメントを高め、良いカルチャーを社内に醸成するためには、企業がそれを叶えるマネジメントを行わなければなりません。そうした背景からピープルマネジメントに注目が集まってきたと言われています。

また、人材の流動化と多様化によってチームやプロジェクトの目的に最適な人材を集めることが可能となりましたが、最適であるということは一人ひとりのメンバーの貢献度が高いことを意味し、一人でもメンバーが欠けるとチームやプロジェクトが立ち行かなくなる可能性もあります。そのため、チームやプロジェクト全体をうまく機能させるマネジメント手法であるピープルマネジメントが企業にとって必要になっているというわけです。

ピープルマネジメントのポイントは、「見えない」「可視化できない」「データ化」しにくい内容をマネジメントすることであり、企業においては「場」をマネジメントすることといえます。

ここで重要になってくるのが、コミュニケーションの「深度」と「頻度」なのです。

 

MPE 経営人事教育システム

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