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メンバーとの向き合う頻度を上げる・・・  人事見直し倶楽部通信  №4033

time 2021/03/11

メンバーとの向き合う頻度を上げる・・・  人事見直し倶楽部通信  №4033

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年3月11日木曜日です。

#目標管理 #人事評価 #テレワーク #マインドセット #ピープルマネジメント

3月11日今日で東日本大震災から10年を迎える。まだまだ避難生活を送る人が4万人を超えている状態だと・・・・福島県では帰還困難区域の大半で解除の見通しが立たないとも言われている。

まだまだ課題を残す10年の年月が経過し、これからの10年どう変化していくか動向に注目したい。

 

さて、昨日はタレントマネジメントについて書いたので、今日はピープルマネジメントについて見ていきたいと思います。

ピープルマネジメントとは、メンバー(ヒト)に向き合い、1人ひとりの成功にコミットすることで、組織の成果を最大化することを目指したり、1人ひとりのエンゲージメントやモチベーションが、高い状態にあるようにサポートしたり、マネージャーの役割はメンバーと向き合い、伴走し、1人ひとりが持つ可能性を引き出したりすることを言います。

効果性をみていくと、まずは「メンバーに向き合う頻度」が上がると言われています。

ピープルマネジメントにおいては、メンバー1人ひとりの成功を導くことが重要になるので、評価面談だけでは不十分なので「1on1」というものを取り入れているところが増えました。

1on1はメンバーの成長やパフォーマンスに向き合う代表的な機会と言えます。

次に、「良いマネージャー」の人物像が変化すると言われています。

これまでのマネジメントにおける「良いマネージャー」とは、チームのパフォーマンスを上げることのできる人物でした。代表的なイメージは、トップダウンのマネジメントができ、仕事を管理実行する怖いボスのイメージですね。一方ピープルマネジメントにおいては、人の成長やモチベーションを引き出す、優れたコーチが良いマネージャーです。上意下達ではなく伴走型のマネジメントを行い、パフォーマンスだけではなくエンゲージメントの向上にもフォーカスすることができるというわけです。

最後に、メンバー1人ひとりの自律性が高まることです。

ピープルマネジメントにおいては、従来のような「指示・命令」中心の管理型マネジメントは行われません。代わりに、マネージャーは1人ひとりの強みや可能性を引き出し、伴走します。これによって変化するのは、マネージャーの行動だけではありません。メンバーも、自分自身の成功とは何か、自己に向き合って考えた上で、行動する必要が出てきます。そのためには、自己内省やふりかえりのスキルを高め、フィードバックをもらいながら自分自身の成長に対して能動的に動くことになります。いわゆる「指示待ち」のスタンスでいるメンバーとそうでないメンバーでは、大きな差が生まれてくるというわけです。

タレントマネジメントとピープルマネジメントの融合を考えてみては・・・・・

 

MPE 経営人事教育システム

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