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自己認識精度をあげる・・・  人事見直し倶楽部通信  №4091

time 2021/05/08

自己認識精度をあげる・・・  人事見直し倶楽部通信  №4091

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年5月8日土曜日です。

#目標管理 #人事評価 #テレワーク #マインドセット #ピープルマネジメント

3月の毎月勤労統計調査によると、パートなどを含めた働き手1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.2%増の28万2164円で、1年1ヶ月ぶりに前年水準を上回ったとのこと。

ただ賃金が低いパート労働者の割合が下がった影響だと・・・・賃金水準が回復したとは言えないと関係者も言っていた。

 

デポール大学でマネジメントを教えているエリック・H・ドリーハウス教授という人がこんなことを語っています。

「チームが効果的に機能するためには、メンバーが、仕事に必要な技術的なスキルと対人スキルを併せ持ち、チームの需要に合わせて自分の貢献できる部分をつねに調整する必要がある。そのために、自分の能力をほかの人と比較して、正しく理解する自己認識が最も重要である」と・・・

たとえば

自己認識精度が低いチームメイトもしくは正しい自己把握ができていない過大評価者に囲まれているだけで、そのチームが成功する可能性が半分になったと言われています。

反対に、自己認識ができているリーダーが率いるチームは、よりよい意思決定やスムーズな調整ができ、紛争管理に費やす時間を短縮できると・・・・

よって、

自分が「どのような人間か」を把握していると、仕事や日々の生活において、どのように物事を成し遂げていくかといった戦略が明確になるのです。どの強みを使って、どのように人とコミュニケーションを取ればいいかがわかる。すると、おのずと人間関係は円滑になりよくなるというわけです。

 

とくにビジネスの世界では「自分が何者で、どのように社会に貢献できる存在か」を知っていることは極めて重要です。

自分が、上司や顧客、同僚、後輩からどのように見られているのか。どんなビジョンを描いているのか。どういう考え方の癖を持ち、どんな行動パターンだと成功しやすいのか。適切なタイミングでの交渉や意思決定、役割分担、マネジメントが求められる立場として、役職が上になるほど、自分を正確に把握しておく必要があります。

 

MPE 経営人事教育システム

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