コンサル下ちゃんの人事気象台

庶民派コンサル「下ちゃん」の一期一会ブログ

広い視野・多くの視点で戦略を考える・・・  人事見直し倶楽部通信  №4073

time 2021/04/20

広い視野・多くの視点で戦略を考える・・・  人事見直し倶楽部通信  №4073

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年4月20日火曜日です。

#目標管理 #人事評価 #テレワーク #マインドセット #ピープルマネジメント

本当にどうなる今後。今週末に3回目の緊急事態宣言が大阪に。疲弊している世の中に明るい未来はあるのだろうか。一人ひとりの自己責任でこの悪い雰囲気を変えていかないと・・・・

自分にできることは何だろうと想像力を働かせてみることも必要ですね~

 

さて話は変わって、

「多くの組織が病んでいる」ことに気づいたと産業医の先生が話されていたことを思い出しました。

「その病は時代の変化とともに、ここ数年で複雑さを増しており、ただ単に『何か施策を打ったらすぐに解決する』といったシンプルな話ではなくなってきている」と言われてます。

多くの企業が悩んでいる要素と言えば「社員・チームの生産性やモチベーションの低下」や「職場の雰囲気の悪さ」、「採用の苦戦」に「離職」など。

それは「マイナス感情の蓄積」であり、マイナス感情とは「不満や不公平感」であると・・・・

「企業の内部で、不満や不公平感があることは当然」とするのが大勢で、それらが生まれるメカニズムが詳しく理解されておらず、管理できないことが問題だと。

不満や不公平感の発生は、会社側が「従業員のため」に行う施策でも起こりうるのだ。たとえば、

・残業時間削減の取り組みで現場から不平不満

・結果を出した社員をリーダーにしたら離職した

・1on1面談導入したが、効果がなく管理職の負担だけ増したetc・・・・

会社側が「良かれ」と思って採り入れた施策が、現場サイドの社員にとっては好ましいものではなくネガティブな結果を招いたケースだ。

だが、結果がよくなかったというだけでは済まず、社員間には「会社はわかっていない」という考えが生まれ、時を追って社員間に「マイナスの感情」が増幅してしまう結果になる。

会社は、従業員視点で進められている働き方改革なども含めて、「従業員のため」だけではなく、広い視野・多くの視点で戦略を考える必要があるのではないだろうか。

 

 

MPE 経営人事教育システム

最近のコメント