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落ちる日も 平均の空 見上げずに・・・  人事見直し倶楽部通信  №5673

time 2025/09/07

落ちる日も 平均の空 見上げずに・・・  人事見直し倶楽部通信  №5673

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和7年9月7日日曜日です。

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日米で野球殿堂入りを果たした元メジャーリーガーのイチローさんが昨日、神戸市中央区の松方ホールで高校生らとのトークイベントに登壇した。

イベントには、神戸市内の複数の学校から推薦された生徒・学生6人が参加し、それぞれがイチローさんに質問を投げかけた。

ある高校生が「うまくいかない時の対処法」について尋ねると、イチローさんはこう答えた。

「対処するためには、普段の自分を知っておかなきゃいけない。僕は毎日、同じように見えることを続けて、変化に気づける状態を保っている。そして、うまくいかない時は“平均的な自分”に合わせていく。落ち込んだ時に“上”を見てしまうのはよくない」とアドバイスを送った。

イベントの最後には、生徒たちに向けて「どんどん興味の扉を開けて、たくさん失敗して、そこから学び、自分の抱いている夢を形にしてほしい」とエールを贈った。

 

さて話は変わって、

今回は管理職に求められるスキルについて見ていきたいと思います。

新たに一般社員から管理職として人材を登用する場合には、その人に適性があるのかを見極めることが重要となります。また、すでに管理職として活躍している人にも、さらにスキルの向上が求められることもあるでしょう。

そこで役立つのが、「カッツモデル」という概念です。これは、役職に応じて求められるスキルや能力を、「ヒューマンスキル」、「テクニカルスキル」、「コンセプチュアルスキル」の3つに分類したものです。

まず1つ目は、ヒューマンスキルです。

ヒューマンスキルとは、ビジネスマナーやコミュニケーション能力など、その人が身につけている仕事のベースとなる力です。

部下や上層部に対して本音で意見を言ったり、相手から本音を引き出したりするためにはコミュニケーション能力が必須です。また、このスキルは取引先や関係部署と良好な関係を構築する際にも求められるものです。

さらに、管理職として強いストレスやプレッシャーに打ち克ち、成長の糧にする力も求められます。

ヒューマンスキルは管理職にのみ求められるものではありません。しかし、管理職は部下や上層部、関係先など多くの人とコミュニケーションを図り、交渉しなければならない場面も多いことから、ヒューマンスキルはとくに重要といえます。

次にテクニカルスキルです。

テクニカルスキルとは、業務知識や関連する技術など、仕事の方向性を決める力のことを指します。

どのような業務を担う部署かによっても、求められるテクニカルスキルは異なります。たとえば、営業部門であれば商品やサービスを魅力的に伝えるプレゼンテーションスキルや、顧客のニーズを引き出すようなヒアリングスキル、マーケティング部門であれば収集したデータを適切に分析し、意思決定の材料として活用する数学力が求められるでしょう。

また、管理職として部下を適切に評価するための知識やフィードバックの方法、目標管理に関する知識なども重要です。より高度な業務になれば、それに相対する形で要求されるテクニカルスキルも高度なものとなります。

最後にコンセプチュアルスキルです。

コンセプチュアルスキルとは、複雑な物事の大枠を理解し、本質を捉える力を指します。

部門およびチーム単位でミッションを策定するときや、部門内でどういった目標を掲げるべきかを検討する際など、さまざまな場面でコンセプチュアルスキルは求められます。

重要な意思決定が必要なときに求められる能力であることから、とくに経営層に近いマネージャーや部長といった管理職ほどコンセプチュアルスキルは重要です。

このような3つのスキルを身につけることが管理職として求められているのです。

 

MPE 経営人事教育システム

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