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目覚めれば 自信ひとしずく 朝の光・・・  人事見直し倶楽部通信  №5721

time 2025/10/25

目覚めれば 自信ひとしずく 朝の光・・・  人事見直し倶楽部通信  №5721

みなさんこんにちは。今日は、令和7年10月25日土曜日です。

『明るく挨し、心に芯を、運は信じて、縁を結び、目指すは遥か、大きな夢』 をモットーにしている

下ちゃんです。

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今日は私が今まで接してきた経営者の話をまとめてみました。

ある社長の話①

駆け引きというと、どこか卑怯な印象を持たれるかもしれません。けれども、弱者が強者に立ち向かうためには、駆け引きや戦略は不可欠であり、むしろ尊いものだと私は思います。頭をフル回転させて、生き残るための知恵を絞る——それこそが本質です。

こうした感覚は、マニュアルでは決して得られない「兵法」のようなもの。だからこそ、今の時代を生きる人たちにこそ、この感覚を身につけてほしいと願っています。

 

ある社長の話②

私はこれまで、リーダーには「知的腕力」が必要だと強調してきました。頭ごなしに部下を屈服させるだけでは、彼らを成長へと導くことはできません。自らの実力を示しつつ、部下のやる気を引き出すためには、ひと工夫が求められます。

叱る際には、「できる・できない」ではなく、「やる・やらない」を基準にすることが重要です。「何年、仕事してるんだ」と抽象的に責めるのではなく、「どうしてすぐに○○に電話しなかったのか」と、具体的な行動に焦点を当てて指摘することが、部下の理解と改善につながるのです。

 

ある社長の話③

ある大学の心理学の授業で、「思いつくだけプラスの言葉とマイナスの言葉を対比して書き出す」という課題が出されたそうです。結果として、プラスの言葉よりもマイナスの言葉のほうが多く挙げられました。

この結果は何を意味するのでしょうか。ひとつの解釈として、私たちが日常的に、世の中をマイナスの感情で捉える傾向が強いことを示しているのかもしれません。

これは仕事の場面にも通じます。上司は部下の言動から、そうした感情の傾向を敏感に読み取っています。

社会人になったからといって、すぐにプラス思考に切り替わるわけではありません。プラス思考とは、自然に身につくものではなく、意識的に「そうありたい」と思い続けることで、少しずつ育まれる思考なのです。

 

ある社長の話④

「自分に自信が持てない人は、まず早起きをしなさい」と言われることがあります。 確かに、朝早く起きるには、ある程度の意志の強さが必要です。特に新入社員にとっては、なかなか大変かもしれません。 しかし、「毎日10キロ走れ」とか「1日10時間勉強しなさい」と言われるのに比べれば、早起きはそれほど大きな意志力を必要としない、比較的取り組みやすい習慣ではないでしょうか。

早起きは、最も手軽に始められる“自己管理”の習慣のひとつです。 そして、自分の意志で自分を律することができたという体験は、不思議と自信につながります。 それは、「早起きできた」という小さな成功体験が、自己肯定感を育ててくれるからなのです。

 

ある社長の話⑤

ビジネス巧者とは、巧みにシステムを構築できる人のことです。求められるのは奇跡を生み出す力ではなく、一度起きた奇跡を再現し続ける能力です。 ミスをしない、チャンスを逃さない、成功の確率を高める——そうした思考を持つ人のデスクは、例外なく整然と整えられています。

机が散らかっているというのは、自分の手の届く範囲ですら、成功を再現するためのシステムを構築できていない証拠です。 仮にそうした人が良い結果を出したとしても、私はそれを偶然が生んだ一時的な奇跡だと捉え、過大な評価はしませんでした。

 

MPE 経営人事教育システム

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