みなさんこんにちは。今日は、令和7年12月30日火曜日です。
『明るく挨し、心に芯を、運は信じて、縁を結び、目指すは遥か、大きな夢』 をモットーにしている
下ちゃんです。
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人の心を動かす言葉の伝え方について、少し考えてみたいと思います。
たとえば、あなたが企画書を作成しているものの、どうしても期限までに仕上がりそうにないとします。そんなとき、あなたならどう伝えるでしょうか。
「すみません。がんばったんですけど期限までにできなさそうです。もう少し時間をください。」
正直にこう言う人もいるでしょう。しかし、頼んだ側にとって、あなたがどれだけがんばったかは本質的には重要ではありません。そのため、この伝え方では不満を抱かれたり、嫌味を言われたり、時間を延ばしてもらえない可能性もあります。
では、こんなふうに言ってみてはどうでしょう。
「すみません。もっと良い企画を作りたいので、もう少し時間をいただけませんか?」
どうでしょうか。先ほどの言い方とは印象が少し変わりますよね。
前者は自分の努力をアピールする表現ですが、後者は「より良いものを作りたい」という前向きな意図を含んだ伝え方です。頼んだ側にとって、良い企画が仕上がることはメリットになります。そのため、前者よりも不満を感じにくく、気持ちよく期限を延ばしてくれる可能性が高まります。
もう一度、2つの言葉を比べてみましょう。
「すみません。がんばったんですけど期限までにできなさそうです。もう少し時間をください。」
「すみません。もっと良い企画を作りたいのでもう少し時間をいただけませんか?」
伝え方は違っても、どちらも本質的には「企画書作成のために時間をください」という同じ内容です。
つまり、同じことを伝える場合でも、言い方ひとつで相手の感じ方や行動は大きく変わるということです。伝え方が変われば、相手の受け止め方も変わるのです。

