みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和7年6月21日土曜日です。
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人生には、まるで夜の底を彷徨っているかのように感じる瞬間があります。
失敗したとき、大切なものを失ったとき、先がまったく見えないとき。
そんなとき、私たちは「このまま永遠に暗闇が続くのではないか」とさえ思ってしまいます。
けれど忘れてはいけないのは、「明けない夜はない」ということ。
これは単なる慰めの言葉ではなく、幾千年と続いてきた自然の摂理であり、人間の営みの中で繰り返し実証されてきた真実です。
夜が一番深く、静まり返るのは、夜明け直前。
闇が濃ければ濃いほど、そこに射す一筋の光はまばゆく、力強く感じられるものです。
そしてその光に気づいたとき、人はまた歩き出す勇気を取り戻せるのです。
もし今あなたが“夜”の中にいるのだとしたら、どうか心に留めてください。
この夜はやがて必ず明けます。
そしてその夜明けは、これまでとは違う、新しい景色を連れてくるかもしれません。
明けない夜はありません。
だからこそ、今という時間に踏ん張って、自分のペースで歩いていきましょう。
朝は、もうすぐそこに来ています。
今日は暦の上では夏至
一年で最も昼が長い日、夏至。
太陽は高く、空は澄み、影は最も短くなります。けれど、この日には不思議な静けさが漂っている気がしませんか？
夏至は、ただ明るさの頂点というだけではありません。巡る季節の中で、「これ以上日は長くならない」と告げる、ひとつの区切り。まるで自然がそっとブレーキをかけるように、空気が凛と張り詰め、時間が一瞬だけ止まったかのような感覚を覚えます。
光が極まれば、やがて影が動き始めます。夏至の翌日から、私たちは少しずつ日暮れの早まりを感じるようになります。つまり、盛りとはつかの間のもの。永遠に思える夏の光も、実は次の季節の気配を含んでいるのです。
だからこそ、夏至の光は尊く、美しい。
私たちもこの一日を特別に過ごしてみたくなります。日常の中で、ほんのひとときでも太陽のぬくもりを感じながら、自分の「今」をかみしめる。光の中に自分の心の輪郭を映し出す。そんな小さな贅沢が、人生を豊かにしてくれるのかもしれません。
