コンサル下ちゃんの人事気象台

庶民派コンサル「下ちゃん」の一期一会ブログ

管理者はむやみに部下の話に同感・同情してないだろうか・・・・・  人事見直し倶楽部通信  №2779

time 2017/10/04

管理者はむやみに部下の話に同感・同情してないだろうか・・・・・  人事見直し倶楽部通信  №2779

みなさんこんにちは。下ちゃんです。今日は中秋の名月ですね。旧暦8月15日は十五夜。この日の月は中秋の名月としてお月見をするならわしがある。今日は満月なんだろうか?

えっ?棄権?と目を疑いましたね。世界体操に出場している内村航平選手が・・・・男子個人総合7連覇を目指していたのに、取れると我々は思っていたのに、跳馬で左足首を痛めたという。非常に残念であるが、若手の白井選手が後を継いで頑張ってくれることを期待したいものである。

 

さて、相手と会話しているとその相手と信頼関係は築けているのかな・・・と思ったりしませんか。

信頼関係と築くために必要なことは、会話をする相手の少しオーバーかもしれませんが尊厳と価値を大切にして、存在を受け止めようとする態度や相手の状態をありのままに受け止めるといった共感である。

言葉や視線や表情などで相手に伝わります。ここで出てくる共感と同感・同情とは意味が異なります。

相手のことをそのまま受け止めなからも、相手と同じようにはなっていないのです。

相手と同じようになって、一緒に悲しんだり、混乱したり、憤慨したりするのは同感・同情なのです。

共感するとは、違った立場の人間が相手の立場に立って感じ、考えてみようとすることだと・・・・相手に巻き込まれていない状態を指すと言われています。

会話の相手と信頼関係をつくるには、相手をそのまま受けとめ、受けとめたことを相手に伝え返すことだと。

今日からやってみてはいかがであろうか。

 

昨日ある会社で管理職のメンバーと意見交換する時間を作ったのですが・・・・

多くの人が自分自身の成果を出すことに精一杯になってしまい、部下の面倒をあまり見なくなったような気がしますという意見が多かったですね。

そのようなことに時間が経過して、企業内で技術の伝承がなされなくなり、部下が育たなくなった。

そんな反省から、「教える力」が見直され、部下にどう教えるか部下をどう育てるかに関心が多くなりました・・・・

上司は一所懸命に勉強しているのです。ファシリテーションやコミュニケーション・リーダーシップ論やコーチングなど人材育成術を学んでいるのです。よって上司の知識・スキルは磨きに磨かれたというわけです。

 

そうすると部下は教えてもらうことが当たり前という気持ちになり「教わる力」が退化しているように思われる。

教えると教わるという行為は、コミュニケーションだと思うのです。

コミュニケーションである以上、教える力が向上しても教わる力が変わらなければ、コミュニケーションの質は進化しないと思うのです。教わる力を鍛えてのばせば、コミュニケーションの質があがり、成果を出す人間が増えると思うのだが・・・・・

 

 

MPE 経営人事教育システム

最近のコメント