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庶民派コンサル「下ちゃん」の一期一会ブログ

強みが弱みに変わるときって・・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3106

time 2018/08/27

強みが弱みに変わるときって・・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3106

みなさんこんにちは。下ちゃんです。8月最終週です。残り5日。最後まで粘り強く行動することをしたいですね~

しかし蒸し暑いですね。午後に出かける用事があって外へ出ると湿気が高く気温も高いと熱中症になりそうです。

小まめな水分補給を忘れずに・・・・

 

さて話は変わって、孫子の言葉に、

「将に五危あり。必死は殺す可く、必生は虜とす可く、忿速は侮る可く、廉潔は辱む可く、愛民は煩わす可し。」

という言葉があります。

 

意味としては、必死の覚悟も過ぎれば思考力が鈍る。必ず生き残るという思いも過ぎれば臆病になる。旺盛な闘争心も過ぎれば冷静さを失う。愛情も過ぎれば判断を誤る。優れた資質を持っていても、偏重すると弱みになることを覚えておきなさい。というわけです。

 

言葉の中に五危があります。5つの危険ですね。

「必死、必生、忿速、廉潔、愛民」です。

必死とは、頑張ること自体素晴らしいのですが、それが死ぬ気でというところまでいくと・・・どうしても思考力が鈍ると言われます。そんなことがないように・・・・

必生とは、絶対に目標を達成するなどと気合を入れることは大切です・・・・がこれも過ぎれば手段を選ばず突進するというようなことになりかねません。そのようなことがないように。

3つ目忿速は、闘争心むき出しで、再三怒鳴り散らしている人見かけませんか?冷静な判断ができないですよね~そんなことがないように。

そして廉潔とは、常に清廉潔白であることは立派なのですが、これも行き過ぎると、非常に生きにくくなります。

融通の利かない堅物になってしまう。そうならないように・・・・

最後に愛民とはたとえば部下に愛情を持って接すると・・・・しかしただ愛情をかけ過ぎるのもダメなのだ。その人間を甘やかしてしまう恐れがあるからだ。

いかがですか?問題は強みとされる資質でも、ある一方向にのみ凝り固まることです。強みも過ぎれば弱点になってしまうのです・・・・

 

MPE 経営人事教育システム

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