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原因を飛ばしてすぐ対策はダメ・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3667

time 2020/03/10

原因を飛ばしてすぐ対策はダメ・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3667

みなさんこんにちは。下ちゃんです。人財は採用⇒定着⇒教育にあり!!

学校が一斉休校になって1週間強となった。そのような中こんな記事を見つけました。

一斉休校 スマホ依存に注意を・・・・

部屋にこもってスマートフォンでゲームを長時間し、学校は不登校に。子どもたちのスマホゲームへの依存症が問題になっているという。新型コロナウイルスの感染拡大で「一斉休校」が実施されている今春は、依存のリスクが高まると・・・・

依存症を予防するためには親が子どもの目の前でスマホを使うのを避けたり、子どものスマホ使用時間のルールを決めたりする必要があると医師が言っている。

いつになれば終息するのだろうか・・・コロナウイルスは。

 

中小企業を取り巻く環境変化、ある企業の事例です。

社員数34名の産業設備の工事や保守を営む会社の話。

その会社には、「業務が属人化しているので他の人の仕事が分からない」「飛び込み仕事が多く、集中して業務ができない」「問い合わせの回答に時間がかかる」といった課題があった。

これらの課題解決のために、「情報共有」と「業務効率化」に焦点を当てて改革を推進されました。

一人担当から複数担当への変更や、業務移管、手順書の作成など54項目の業務見直しを実施しました。

また、現場で外の仕事が多い業種の人たちはLINEなどSNSなどを駆使したりしてます。この会社は朝メール・夜メールをしておりそれを集計することにより、「見積・請求書の登録作業」など、時間をかけたくない業務にかなりの時間をかけていたことが判明したのです。

そこで業務の優先順位づけを実行し社内で勉強会を開くことにより、技術的な質問に、サービスマンでなくても答えられるように知識の共有も実施しました・・・・

このような取り組みの結果、取り組み開始後の半年間で、依頼受付件数が前年より180件増えたにもかかわらず、全社で残業時間の13.2%削減に成功したのです。

現状とあるべき姿を振り返り、問題を抽出しすぐに対策を考えるのではなく原因を分析し対策を考えて実行に移した結果がでた事例である。すぐに対策を考えてしまうことが多い中、原因をしっかりと分析し取り組んだ対策で結果を残せたことが自信にも繋がっていくでしょうね~

 

MPE 経営人事教育システム

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