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記憶の集積 習慣化するには・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3827

time 2020/08/17

記憶の集積 習慣化するには・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3827

みなさんこんにちは。下ちゃんです。#目標管理 #人事評価

『一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うることなかれ、ただ一燈を頼め』

 

昨日も40度越えですよ・・・・

この危険な暑さは今日も続きそうです。関東から西では強い日差しが照りつけて、日中の気温は35℃以上となる所が多く猛暑が続くそうです。京都は39℃、浜松や和歌山などでも38℃と、体にこたえる暑さが続き、40℃くらいまで上がる所もあるとのこと・・・・東京都心も35℃と、猛暑日が続きそうです。

今週も暑さが続き、西日本や東日本では朝晩も気温の高い状態が続きそうです。体調を崩さないように注意しましょう。

 

さて、今日は「習慣」について考えてみました。

習慣とは、日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。 反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる、固定した行動のこと。

単純に言ってしまえば、「記憶」の集積です。集積されることで必然のものとして作られた行動のパターンとも言えます。

例えば、歯磨きを思い出してみましょう。あれって生まれ持ったものではないですよね。朝起きた時や食後、あるいは寝る前に歯を磨くように親に言われたり、磨かないことで親に怒られたり、虫歯になったりを経験しながら、「歯を磨く」という行動が当たり前になり、それが習慣となっているのです。

習慣化された行動には、思考は働きません。 「歯を磨かないと、あとあと虫歯になって、痛い治療を受けなければならない。だから歯を磨こう!」なんて毎回の歯磨きの度に考えている人っています?

歯を磨くタイミングが来たら、当たり前にやるだけなんですよね。

寝る前か、風呂上りか、ご飯の後か、人によってタイミングは異なりますが、「自分のタイミング」というトリガーが来れば、歯磨きを自然と行うわけです。

つまり、何かしらのインプットに対して、自然とアウトプットするもの、それが習慣なのです。

脳としては、同じインプットに対して毎回考えて答えを出すよりも、考えずに済むようにパターン化してしまった方が省力化できるので効率が良いのです。同じインプットには脳の神経回路(シナプス)が強化され、同じアウトプットとなるようにプログラミングされたもの。それが習慣の正体だそうです。

他の例で見てみましょう。

例えば、上司から大変そうな仕事を任された、というインプットがあったとき。

あなたが「どう考えるか」という、思考パターンも習慣です。

「面倒くさそう、やりたくない」というマイナスの感情がアウトプットされるのか、

「これはチャンスだ!成長の機会だ!」という期待感がアウトプットされるのか、

「いいですよ!」と言葉が先にアウトプットされるのか。

これらは、どんな思考習慣を持っているかによって、決まるものなのです。

 

MPE 経営人事教育システム

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