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地頭良くて、素直で、熱意のある人・・・  人事見直し倶楽部通信  №3906

time 2020/11/04

地頭良くて、素直で、熱意のある人・・・  人事見直し倶楽部通信  №3906

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和2年11月4日水曜日です。

#目標管理 #人事評価 #テレワーク #マインドセット

昨日に引き続き、

アフターコロナで求められる経営とは・・・・

今日は、経営資源とコア・コンピタンスを再定義するを見ていきたいと思います。

これまで最適と思われてきた企業の構成要因である経営資源(ヒト・モノ・カネ/情報・時間・知的財産)やコア・コンピタンス(企業の中核を担う強み等)の重要性を理解することや再定義を念頭においた経営も必要不可欠要素と言えます。

多くの企業では、企業体質の変化を迫られるか、または倒産や廃業に瀕しているかなどの重要局面や切迫した環境下におかれないと、自助努力で変化を促すのは難しいと言えます。

しかし、コロナウイルスの感染拡大及びアフターコロナ時代は、これまでの経営の定石や正攻法が通用しない時代に突入します。

そのため、これからの時代に則した経営体制を構築するために、既存の経営資源を最大限活用できる経営戦略を立案することが重要であるとも言われています。

 

さて話は変わって、

ある先生のお話、こんな表現の仕方もあるんだと感心したことです。

「曲がった枝を真っすぐにしてください」という・・・何かと思うと

慢性的な人手不足に悩まされている中小企業経営者の話だったんです。

新卒を採用して育てるよりも、即戦力となる人材を欲しがります。ところが焦ったあげく、働く姿勢に問題のある人をつかんでしまい、「曲がった枝」をなんとかしたいと考えるのです。

そこでこの先生曰く「曲がった枝を真っすぐにするのはとても難しい。真っすぐな枝を採り直した方がいいのではないですか」と答えるようにしていると・・・・これは新卒採用でも同じだと。

では なぜわざわざ曲がった枝を選んでしまうのだろうか。

それは才能や即戦力の部分しか見ず、この人を採用したらそれなりに稼いでくれるのではないかと欲を出すからだと・・・・

もちろん能力のある真っすぐな枝もあるのですが、そういう人材は他社との競争になってしまい、給与面でも簡単には採用ができないというわけです。

では、いい人材を採るためには、面接で応募者のどこを見ればいいのでしょうか。

「素直」「熱意」「地頭の良さ」だと・・・このワードをもって面接してみてもいいかもしれませんね。

「地頭良くて、素直で、熱意のある人」を。

 

MPE 経営人事教育システム

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