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まだまだ3年以内の離職率は高い・・・  人事見直し倶楽部通信  №4129

time 2021/06/15

まだまだ3年以内の離職率は高い・・・  人事見直し倶楽部通信  №4129

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年6月15日火曜日です。

#目標管理 #360度評価 #テレワーク #マインドセット #タレントマネジメント

新規学卒就職者の離職状況(2017年3月卒業者の状況)を今一度振り返りました。

大卒者の就職後3年以内の離職率は32.8%で、前年より0.8ポイント増加。高卒者の約4割、大卒者の約3割が就職後3年以内に離職する傾向がまだまだ続いていること・・・・

上司が部下をしっかりと評価できず、目をかける時間が下がったことも要因の一つとなっている可能性があります。

上司が部下を見る時間がないにも関わらず、部下が上司からよく分からない基準で評価されていると感じると離職率は上がる傾向にあります。

もしも若手の離職率が高いと後進育成に支障が出るなど、中小企業にとっては大きな痛手を負うことにもなりかねません。対策を考えない・・・

 

さて、

孫子の言葉に、「軍を挙げて利を争えば、則ち及ばず」 とあります。

意味は、何が何でも誰よりも早くゴールに到達しようとムリを重ねると、結果的に力の消耗が激しく、うまくいかないことが多いということである。

有利になろうとする余り、逆に不利になることがあるのだから、無理を重ねてはいけないということです。

これはビジネスマンの仕事の進め方にも言える事かも・・・・・

早く仕事を仕上げようと、徹夜に徹夜を重ねたら、仕事の能率も質も落ちて、結果的にいい仕事はできません。

あるいは、価格競争に陥って、ムリして自社商品の値段を下げていったら、自社の得られる利益がどんどんと減っていきます。

それによって会社は体力を奪われ、結果的に経営状態を悪化させることになるかもしれないということです。

このように、目先の有利なことばかり考えてムリを重ねると、ろくなことにはならないということですよね。

無理を重ねずに力を温存することもまた「迂直の計」と言えるのでしょうね・・・・・

 

MPE 経営人事教育システム

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