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目標に意味を付加して目的に・・・  人事見直し倶楽部通信  №4131

time 2021/06/17

目標に意味を付加して目的に・・・  人事見直し倶楽部通信  №4131

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年6月17日木曜日です。

#目標管理 #360度評価 #テレワーク #マインドセット #タレントマネジメント

体操男子の五輪金メダリスト白井健三選手が現役引退を発表したというニュース。24歳という若さで引退、アスリートはライバルとの競争、それを勝ち抜いて五輪や世界選手権などの大舞台にでてメダルを獲得するなんて大変だなぁと改めて感じましたね。第二の人生指導者としてメダルを獲得できる選手を育成してもらいたいですね~

 

さて、

目的と手段を混同しない・・・・というテーマで考えてみましょう。

われわれは日常の仕事を進めていく中で、自分の目指していることが袋小路に入ってしまうことってよくありませんか?

そんなとき、冷静に原因を分析してみて気づくのが、当初の目的がどこかに消えてしまっていて、手段が目的にすり替えられ、それに振り回されている自分。

たとえば、「目的」とは目指す事柄(何のために)ですよね。そして、その事柄を実現する行為・方法・要素が「手段」となるわけです。何かを成し遂げようとするとき、目的と手段はセットになっています、言い換えれば、「~実現のために、~する/~がある」という形になります・・・・・

さて、冒頭の疑問のようにわれわれはときとして、何が目的で何が手段であったか混乱してしまうことがあります、気がつけば手段が目的に入れ替わっていたなどということがよく起こります。これはなぜなんだろう?問いかけてみました。

それは、目的と手段は目線を置くレベルによって「相対的」に決まるからです。つまり、あるレベルでは目的であったものが、違うレベルでは手段になりえるからです。

もう1点重要なことを考えてみたいと思います。それは、「目的」と「目標」の違いです。

目標とは、単に目指すべき状態(定量的・定性的で表される)や目指すべき具体的なもの(たとえば模範的な人物や特定の場所など)をいいます。そして、そこに意味が付加されて目的となります。意味とはそれを目指す理由であり、その行為に自分が見出している価値や動機のことをいいます。

ここ最近職場に疲弊感がたまっているとよく聞きますが、実は、向かう先に意味を感じていないがための目標疲れであることが多いと言われています。

改めて自分の行動を振り返って軌道修正したいものです。

 

MPE 経営人事教育システム

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