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親の心、子知らず・・・  人事見直し倶楽部通信  №4620

time 2022/10/19

親の心、子知らず・・・  人事見直し倶楽部通信  №4620

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年10月19日水曜日です。

#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #タレントマネジメント

#組織診断 http://www.mpe-kobe.jp/?p=1887

咲き誇るコスモス・・・・

色鮮やかに集落の中心にある八坂神社周辺の畑に咲き誇る風景は心を穏やかにさせてくれる。

コスモスは外来種なので、和名が「秋桜」であっても、それを「コスモス」とは読みません。「秋桜」と書いて「あきざくら」と読みます。

では、なぜ「秋桜」と書いて「コスモス」と読むようになったのでしょうか。それは、昭和52年に山口百恵さんが歌った「秋桜」という曲が大ヒットしたからだそうです。嫁ぐ娘が母を思う気持ちを歌った歌で、当時の山口百恵さんは18歳だったと・・・・

作詞作曲はさだまさしさん。曲のタイトル「秋桜」を「コスモス」と読ませ、歌詞の中でも「秋桜」と表記して「コスモス」と読ませたそうです。へぇーそうだったんだ。

 

さて話は変わって、

例えば、「この企画書を作っておいてね」と指示を出したときに、類似商品の研究がされていなかった。それに対して「なんで類似商品の研究をしていないんだ!」と怒る、といったケースです。

「なんでこれやってないの?」と部下が言われた場合、上司が「やっておいてほしいと思ったこと/会社的にやっておくべきこと」を伝えられていなかったということでもあり、上司にも責任があるというわけです。

 

また、言われた部下は「ああ、この人は自分のことをわかっていないんだな」と感じてしまう可能性もあります。部下は、仕事の優先順位をつけて、「それをやらない」という選択をしていた可能性があります。「自分的には、力を入れるべきポイントはここだと思っていた。だからやらなかったのに、上司はそれを全然理解してくれていない」と感じてしまうかもしれないのです。

 

もっといえば、仕事には「ナワバリ」という概念もあります。「ここからここまではこっちの組織の仕事」という考え方があったりして、それを無視すると、ほかの組織や営業から「ここから先は営業第2部の仕事だぞ」「お前、俺たちの仕事を奪いやがったな」と言われる事態になるのです。

そのナワバリを理解せずに「これやったほうがいいんじゃないの?」と言ってしまうと、「それはあっちのナワバリなんだよ。この人、自分のことを何もわかっていない」と部下から思われてしまうかもしれないわけです。

「親の心、子知らず」とは言いますが、これは上司と部下でも同じことがいえると思います。言葉を変えるだけで、相手への伝わり方も変わっていくものです。気を付けたいところでもあります。

 

MPE 経営人事教育システム

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