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攻めか守りか どっちだ、どっちなんだい・・・  人事見直し倶楽部通信  №4711

time 2023/01/18

攻めか守りか どっちだ、どっちなんだい・・・  人事見直し倶楽部通信  №4711

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和5年1月18日水曜日です。

#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #組織診断 #リカレント教育 #面談力

http://www.mpe-kobe.jp/?p=1916  https://www.mpejinji-club.jp/blend

私がよく拝見する信用金庫さんの中小企業における2023年の景気予想と経営方針等の調査結果が掲載されていたのでご紹介します。

https://www.osaka-city-shinkin.co.jp/houjin/pdf/2022/2023-01-16.pdf

国内景気、自社売上ともに、前年から下げるもプラスを維持、経営方針、2年連続で「攻め」が「守り」を上回る とのこと。

「思い切った攻め」とする企業は7.8%、「どちらかといえば攻め」が44.6%で、これら「攻めの経営」とする企業は52.4%となった。「攻め」の割合が「守り」を上回るのは2年連続で、前年より1.5ポイント上回った。

「攻めの経営」の具体策であがっているのが、「販路開拓の強化」が73.4%で最も多い。次いで、「生産効率の改善」が36.1%、「商品開発」が33.7%で続いている。

「守りの経営」の具体策は、「諸経費の削減」が64.1%で圧倒的に多い。以下、「資産等の圧縮」(19.7%)、「製品等の整理・縮小」(14.2%)、「採用控え・減員」(12.7%)と続いている。「とくに施策

を講じる予定はない」も15.2%みられた。販路開拓は必須ですね。弊社もそうなんで・・・

 

さて、

マイナス感情という言葉をよく耳にします。組織が抱える様々な要因で発生します。

たとえば、「同業他社と比較すると給与が低い」とか「うちの部署は雰囲気が悪い」「人事制度が古すぎる」とか「上司が部署を全くマネジメントできていない」といった愚痴?を多く耳にします。

いずれもマイナス感情の要因であり、日々何かしらマイナス感情は起こっているわけです。

そのため、組織を管理する立場の方がそれらを早期に見つけて対処することはとても難しいのが現実でもある。

大抵のケース、気づかれない、気づけていても自分の力では何ともならないとあきらめていたり、もしくは放置状態・・・・社内の秩序や生産性に影響する事象として目につくほどになってはじめて、いつの間にこんなことが・・・とこのようになればどうしようもないことになっているのです。

リーダーは、「わかりようのないことを、理解するのは無理」だとか、「把握できないことに、対策を打てるはずもない」と思ってしまう・・・・・

しかし、マイナス感情が発生し、どんどん蓄積するのを放置している間に、「ここにいては成長がない」「ここにいてはダメだ」と離れていく人材、傷んでいく人材が増えていきます。そこからまた新たなマイナス感情が発生し蓄積し、周りの社員に伝播していく・・・・多くの企業は、この泥沼にはまり込み疲弊しているのではないだろうか。

 

MPE 経営人事教育システム

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