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火の帯や 古都の息づく 早春夜・・・  人事見直し倶楽部通信  №5813

time 2026/01/25

火の帯や 古都の息づく 早春夜・・・  人事見直し倶楽部通信  №5813

みなさんこんにちは。今日は、令和8年1月25日日曜日です。

『明るく挨し、心に芯を、運は信じて、縁を結び、目指すは遥か、大きな夢』 をモットーにしている

下ちゃんです。

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奈良の早春は、いつも火の色から始まる。

昨日の若草山の山焼きも、まるで古都そのものが大きく息を吸い込み、静かに吐き出すような、そんな荘厳な時間だった。

 

寒空を切り裂くように打ち上がった約600発の花火が、まずは夜の天蓋をやわらかく照らす。光が古い瓦屋根をかすかに撫で、東大寺の大屋根の影がゆっくりと揺れる。その瞬間、奈良という街が千年以上の記憶をふっと思い出したかのように、どこか誇らしげに輝いて見えた。

 

ほら貝とラッパの音が山裾に響くと、300人の奈良市消防団員がたいまつを手に、山肌へと歩みを進める。火は人の手でつけられるのに、どこか人智を超えた儀式のようで、見守る人々の表情には緊張と敬意が同居していた。

 

やがて草地に火が走り、炎が風に揺らめきながら山を染めていく。

その光景は「燃える」というよりも、「浄められていく」という言葉が似合う。先人の霊を慰め、平安を祈るという本来の意味が、炎の動きそのものに宿っているようだった。

 

奈良の冬は静かだ。

観光地としての賑わいが少し落ち着き、鹿の足音や人の息づかいがよく聞こえる季節。その静けさの中で行われる山焼きは、古都が自らの時間を確かめるための儀式なのかもしれない。

 

炎が山を包むたび、奈良は新しい一年へと歩み出す。

その姿は、古いものを抱きしめながら未来へ進む、奈良という街の哲学そのものだ。

 

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