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青空へ 問いかけながら 歩む朝・・・  人事見直し倶楽部通信  №5625

time 2025/07/21

青空へ 問いかけながら 歩む朝・・・  人事見直し倶楽部通信  №5625

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和7年7月21日月曜日です。

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朝、カーテンを開けると広がる青い空。そこには、ため息のような白い雲が静かに漂っている。何かを始めるとき、人はよく「やる気」や「意志の強さ」を口にする。しかし、実際に私たちの日常を動かしているのは、もっと静かで、見落とされがちなものではないだろうか。それが「取り組む姿勢」だ。

取り組む姿勢とは、言い換えれば「空を見る眼差し」のようなものかもしれない。どんな天気であっても、雲の奥には必ず空がある。業務でも、人間関係でも、困難の中に「自分らしい青空」を見出そうとする、その姿勢にこそ意味がある。

白い雲のような迷いや不安が心を覆うときもある。しかし、それを否定するのではなく、雲ごと受け入れてその向こうを目指す。そんなスタンスが、人を育て、信頼を生み、成果をつくる。単なる努力でも、根性でもなく、「今、自分がどんな空を見ているか」を問い続けること——それが本質なのだと思う。

目の前の課題に向き合うとき、自分の姿勢が青空のように開かれているか、あるいは雲に覆われていないか。そんな内省こそが、日々に意味をもたらす。そして、静かに進み続ける人の背中には、雲間から差す光のような、何か確かなものがある。

 

「弱さをさらけ出し、強さに変える」――あるサッカー選手の軌跡から学ぶこと

あるサッカー選手のキャッチコピーが目に留まった。「弱さをさらけ出し、強さに変える」。それは誰もが思い描きながらも、実践するには勇気がいるテーマだ。

彼が語っていたのは、自己と向き合う過程で気をつけるようになった「自責と他責のバランス」のこと。

たとえば失敗したとき、自分にどこまで責任の矢印を向けるか――これは彼にとって大きな課題だったという。すべてを他人の責任にしてしまえば、成長の機会は失われてしまう。しかし同時に、自分を責めすぎれば自信を失い、心が疲弊してしまうリスクもある。

彼は自己肯定感が低かった過去を振り返る。その背景には、幼少期の経済的な困難があるのではないかとも語っていた。謙遜しがちな性格もあって、絶対的な自信をもって歩むことができなかったという。

転機は“信念の強さ”との出会いから

彼の転機は、トップレベルの選手たちと接したことだった。彼らは誰もが譲れない信念を持ち、それを軸にしていた。自分にはそれがなかったと気づき、深く反省したと語っている。

サッカー選手としてだけでなく、一人の人間として、何かひとつの分野で突き抜けていくためには、自分の軸となる部分――信念や自己への理解――を育てることが欠かせないのだ。

自分を認めることが出発点になる

どれだけ練習しても、「もっとできたのでは」と思ってしまう。それでも彼は、「まずはやった自分を認めること」が大事だと気づいた。

そこから、物事をポジティブに捉えられるようになり、たとえうまくいかなくても「次はこんなチャレンジをしてみよう」と前を向けるようになったという。

冷静に自分と向き合い、肯定できるようになると、選手としてのキャリアにも好転が見られるようになった。そして彼はこう語る――「どん底も、最高の景色も知ることができた。今では胸を張って、それが自分のキャリアだと言える」。

その言葉の重みは、紛れもなく“生き様の強さ”だ

まずは、自分を肯定してみることから始めよう

彼の経験から伝わってくるのは、自己肯定が持つ力。その一歩を踏み出すことで、世界の見え方は変わっていく。さあ、今日から始めてみよう。「できなかったこと」よりも、「やった自分」をしっかり見つめて。

 

MPE 経営人事教育システム

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