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涼求め 昔の知恵に 風通る・・・  人事見直し倶楽部通信  №5660

time 2025/08/25

涼求め 昔の知恵に 風通る・・・  人事見直し倶楽部通信  №5660

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和7年8月25日月曜日です。

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危険な暑さが続く今年の夏、京都市東山区の建仁寺では、参拝者に少しでも涼を感じてもらおうと、本坊内に氷柱を設置する取り組みを今年から始めた。四方を回廊に囲まれた「潮音庭」に面して置かれた高さ約45センチの氷柱には、庭の緑が映り込み、見た目にも涼やかな雰囲気が漂う。建仁寺は「昔ながらの涼の取り方を知っていただき、景色とともに涼を感じていただければ」と話している。

 

さて話は変わって、

中小企業経営者が人事評価を重視しない理由を考えてみました。

  1. 経営資源の不足

制度設計や運用に時間・人材・コストがかかる。

「売上や現場対応が優先」という意識が強く、評価制度は“後回し”になりがち。

  1. 属人的なマネジメント文化

「顔を見れば分かる」「阿吽の呼吸でやってきた」という経験則が根強い。

経営者自身が現場をよく知っているため、制度よりも“肌感覚”を信じる傾向。

  1. 評価=対立の火種という誤解

評価を明示すると「不満が出る」「揉める」と考え、あえて曖昧にしている。

特に家族経営や長年の社員が多い企業では、関係性の維持が優先される。

  1. 制度への不信感・過去の失敗

過去に導入したがうまく機能しなかった、というトラウマ。

「評価しても昇給できない」「公平に運用できない」というジレンマ。

  1. “見える化”への抵抗と恐れ

評価制度は、経営者自身のマネジメント力や組織の課題を“見える化”する。

その結果、自分自身が評価されるような感覚になり、無意識に避けてしまう。

 

それでも、評価制度がもたらすもの

われわれが取り組んでいるような「心理的安全性」や「育成型評価」は、単なる査定ではなく、信頼と成長の土壌づくりなのです。

たとえば:

若手社員が「自分の成長が見える」と感じることで、定着率が上がる。また、上司と部下の対話が増え、感謝や承認の文化が根づくなど・・・・いろいろ変化が.

何よりも経営者自身が「人を育てる喜び」を再発見できることです。

人事の再起動(リスタート)を考えてみましょう・・・・

 

MPE 経営人事教育システム

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