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灯に映えし 池の水面に 紅葉舞う・・・  人事見直し倶楽部通信  №5735

time 2025/11/08

灯に映えし 池の水面に 紅葉舞う・・・  人事見直し倶楽部通信  №5735

みなさんこんにちは。今日は、令和7年11月8日土曜日です。

『明るく挨し、心に芯を、運は信じて、縁を結び、目指すは遥か、大きな夢』 をモットーにしている

下ちゃんです。

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今日も京都の話題です。紅葉の名所として知られる永観堂禅林寺では、昨日、夜の特別拝観に向けたライトアップの試験点灯が行われました。イロハモミジやヤマモミジなど約3千本の木々が、約700基のライトに照らされ、境内の放生池の水面にも映し出されました。紅葉の見ごろは11月下旬から12月初めとされています。染まりゆく京の街を楽しみにしたいですね。

 

さて話は変わって、

できるリーダーは、常に「全体最適」を意識しながら物事を判断し、優先順位を決めています。 一方、できないリーダーは、知らず知らずのうちに「部分最適」の考え方で判断し、優先順位を決めてしまうのです。

 

改めて整理すると、「部分最適」とは個々の業務を最適化すること、「全体最適」とは仕事全体の効率や生産性を最適化することを指します。

 

自動車工場のラインを例に考えてみましょう。ボディを組み立てる工程やタイヤを取り付ける工程など、さまざまな作業があります。仮に生産性を50%上げる目標があるとして、ボディ組み立て工程だけが150%の力を発揮すれば全体目標を達成できるかといえば、そうではありません。前後の工程との連携があるからです。

 

工程は前から中、後へと流れがあります。その全体を見てラインを動かさなければ、どこかの工程が滞り、全体が止まってしまいます。各工程の質やスピードを全体の生産性が上がるように調整することで、はじめて良い流れが生まれるのです。

これはチームの仕事にも同じことが言えます。仕事全体がスムーズに流れるように各業務を最適化することが「全体最適」であり、仕事をシンプルかつ合理的、効率的に進めるための要となります。

しかし「部分最適」で考え、業務A・B・Cをそれぞれ単体で最高にしようとすると、全体のバランスが崩れ、仕事はうまく回りません。各業務に注ぐ力やスピードを調整しなければ、全体が停滞してしまうのです。結果として、効率を求めるはずが、かえってロスが生じる可能性が高くなります。

だからこそ、仕事の優先順位は「全体最適」を基準に決めていくことが重要なのです。

 

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