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自分自身が陳腐化してしまうリスクって・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3818

time 2020/08/08

自分自身が陳腐化してしまうリスクって・・・・  人事見直し倶楽部通信  №3818

みなさんこんにちは。下ちゃんです。人財は採用⇒定着⇒教育にあり!!

#『一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うることなかれ、ただ一燈を頼め』

 

昨日は知り合いの経営者が事務所へ来ていただきお話しをする機会がありました。その会社は、社長の営業力で数字を上げ続けている会社です。しかし、最近はナンバー2の成長にブレーキがかかり、社長から焦燥感が漂ってました。

ナンバー2に権限を委譲しようにも、何でも自分が判断しないと先にすすめない、任せると組織が混乱するので任せられない、体1つでは足りないと・・・・

このような会社が、成長の踊り場で停滞して、そのままじり貧状態に陥ると、今までの成長に歪みが生じ組織が崩壊する危機に遭遇しかねない。

幹部の人間は、誰かに事細かく管理されているわけではない。自らの時間、自らの関心、自らの能力開発に関して、自分自身で決めます。幹部の人間は自らをマネジメントしなければならないのです。

よって、幹部の方々は、自分に厳しく、自分を客観的にみて、今以上に自己研鑽しないと、自分自身が陳腐化してしまうリスクにさらされていることを理解する必要があるのではないだろうか・・・・

 

さて話は変わって、

孫子の言葉に「勢とは利に因りて権を制するなり」とあります。

意味合いとしては、自分は勝つと信じている人間ほど、強いものはいない。どんな権威・権力もその勢いに寄り切られてしまうのだ・・・・・どうしても権威・権力を前にすると身がすくんでしまう。

そんなことはないですか?最初から勝負を放棄してしまいがちに・・・・

しかしそんなことはないんですよね。スポーツでもよく、壮絶な戦いの末に勝ったチームの監督などが、何としても勝つんだという思いが、相手より少し勝っていたのだと・・・そんな言葉聞きますよね~

要するに、勝ちに対する執念もしくは確信はどちらが強かったか、最後の最後に勝敗を決するのはそこだと思うんですよ・・・・人生も仕事も、どんなに劣勢にあろうとも、ギリギリまで自分の勝ちを信じている人が勝つのです。

 

 

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