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発信の仕方でこうも変わるのか・・・  人事見直し倶楽部通信  №3902

time 2020/10/31

発信の仕方でこうも変わるのか・・・  人事見直し倶楽部通信  №3902

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和2年10月31日土曜日です。

#目標管理 #人事評価 #テレワーク #マインドセット

今年9月の有効求人倍率は1.03倍と9か月連続で低下し、2013年12月以来の水準となったそうです。ハローワークの求人数は去年の同じ月より70万人近く減少していて、厚生労働省は「一部で持ち直しの動きはあるものの、今後の見通しは不透明だ」と・・・・

 

さて、

人の心を動かす言葉の伝え方とは・・・を考えてみましょう。

たとえば、あなたは企画書を作成中ですが、どうも期限までにできそうもありません。

そんなとき、あなたならどうしますか?

「すみません。がんばったんですけど期限までにできなさそうです。もう少し時間をください。」

と正直に言う人もいるでしょう。

でも頼んだ人にとって、あなたのがんばりなんて大事なことではないのです。

だから頼んだ人は、あなたの申し出を不満に思い、嫌味を言ったり、時間をくれなかったりする可能性があるかも・・・・・

では、こんなふうに言ってみてはいかがでしょう?

「すみません。もっと良い企画を作りたいのでもう少し時間をいただけませんか?」

どうですか・・・先ほどと少し印象が変わりましたよね。

前者は自分のがんばりをアピールしたのに対して、後者は「もっと良いものを作りたい」という気持ちを含んだ伝え方になるのです。

頼んだ人にとって、良い企画が出来上がるのはメリットになります。

だから、前者に比べて不満を感じず、気持ちよく期限を延ばしてくれるかもしれません。

2つの言葉をもう一度比較してみましょう。

「すみません。がんばったんですけど期限までにできなさそうです。もう少し時間をください。」

「すみません。もっと良い企画を作りたいのでもう少し時間をいただけませんか?」

伝え方は違うけど、結局はどちらも「企画書を書くために時間をください」という内容ということに気が付きましたか?つまり、同じ内容でも伝え方次第で、相手の感じ方や行動に違いが出てくるというわけです。

伝え方の違いで相手の受け止め方も変わる・・・学習しなきゃ。自分に言い聞かせてます。

 

MPE 経営人事教育システム

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