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問題の本質を見極める・・・  人事見直し倶楽部通信  №4194

time 2021/08/19

問題の本質を見極める・・・  人事見直し倶楽部通信  №4194

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年8月19日木曜日です。

#目標管理 #360度評価 #テレワーク #マインドセット #タレントマネジメント

雨の日が続きます。昨日は少し日がさした時間もありましたが、鬱陶しい天気です。湿気もありムシムシした状態でもあったような気がします。

自分の健康管理には十分気をつけて行動しましょう~

 

さて、こんなことないですか?

ある日、あなたのもとにクレームがメールで届きました。そんなことはないとはないと思いつつ、上司に報告したところ、すぐに謝罪のメールを出し、サービスに問題がないかをチェックするようにと指示をされました。

今回のケースは通常業務に加えて、何が起こっているのか調査し、解決策を検討しなければなりません。しかし、その「問題」は本当に問題なのでしょうか。もしかしたら、たまたま発生しただけかもしれません。その場合、新たに加わった業務は余計な労力になってしまいます。

こういった状況をどうしたら避けられるのだろうか?

最初は少し面倒かもしれませんが、意識して行動し無意識でもやれる状態をつくるイメージで、次の2つの視点を意識してみてください。

1つ目は、 「何かが起こる可能性はつねにある」と考えられていない

環境はつねに変化していますので、何かが起こる可能性はつねにあると考えておくことが重要です。何か平常時と違うことが起こるということを想定しておくことで、過剰に反応することを防ぐことができます。平常時の状況をしっかりと認識し、「いつも」と違ったことが起こらないか、その変化を敏感に捉えるよう心がけておきましょう。

2つ目は 予兆と発生していることを分けて考えられていない

何かが起こっているかもしれないということと、それが本当に起こっているかは分けて考える必要があります。大騒ぎをしてしまう原因はここにあります。

いつもと違う情報=予兆が確認できたら、次は、それは本当に起こっていることなのかをきちんと確認しましょう。最初の1人目の情報は、考えるきっかけを与えてくれるという意味ではとても重要ですが、本当に起こっていることか、たまたま起きたことなのかを見極めなければなりません。

往々にして、1つの事象がすべてであるかのように受け止めて、過剰な対応をとるということが発生します。とくにネガティブな声の場合はその傾向が強まります。予兆は予兆として大切にするものの、騒ぎすぎないよう注意しましょう。

 

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