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秋の味覚はなんですか・・・  人事見直し倶楽部通信  №4215

time 2021/09/09

秋の味覚はなんですか・・・  人事見直し倶楽部通信  №4215

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和3年9月9日木曜日です。

#目標管理 #360度評価 #テレワーク #マインドセット #ピープルマネジメント

少しずつ秋めいてきたのでしょうか。秋と言えばサンマやキノコを思い出します。そこにちょっとアクセントをつけるとしたらやっぱりスダチですかね~

そのスダチが今収穫期を迎えていると・・・・徳島県の農家では床一面に敷き詰められたスダチが所狭しと並べられて、陰干しをしている写真が新聞に載ってました。今年は日照不足の影響で小ぶりだが実りは多く品質もいいと。サンマにスダチいいですね~

 

さて、

「計画を立ててやるぞ」と意気込んでは見たものの、時間だけが経過し、やらなければと焦ってギリギリになってしまうことってありませんか。

これって怠け者だからではなく、「人は常に合理的な判断に基づいて行動するわけではない」という人の性質のためだそうです。このような性質を理解して行動を起こしてもらうヒントとなるのが「ナッジ理論」だと。行動経済学の意味では、人々が強制的にではなく、より良い選択を自発的に取れるように手助けする方法と言われています。

例えば、コンビニやスーパーのレジに並ぶときの位置です。床に足形のマークがあると、店員に言われなくてもその場所で自分の順番が回ってくるのを待ってしまいますよね。待つべき場所を言う側も言われる側も負担がありますが、足形マークによって、そのストレスは解消され、整然とレジ待ちの列が作られる効率的な仕組みです。

改めてナッジ理論とは、そっと後押しをするという意味の英語だそうです。辞書で調べると注意を引くためひじでそっと突く、そっと突く、そっと動かすという意味となっています。

相手の行動を変えてほしいとき、「こういう風にして」とか「あれはやらないで」などと言うと、言う側も言われる側も良い気はしないでしょう。ナッジをうまく活かすことで人間関係も良好に保っていけるといいですよね。

ナッジ理論を実践する場合、「EAST」というフレームワークがあります。

EASTはEasy(簡単)、Attractive(魅力的)、Social(社会的)、Timely(タイムリー)の頭文字で4つの枠組みに沿って考えると、仕事や日常生活にも取り入れやすいと言われています。

Easy(簡単)人は難しい判断はしたくありません。選択肢を絞り簡単にすることで、行動を促せます。

Attractive(魅力的)「得したい」よりも「損したくない」という気持ちのほうが強いもの。「行動しないと損をする」と伝えるほうが効果的。

Social(社会的)人は無意識のうちに、周りの行動や社会的ルールを気にします。「他の人はどうしているか」を伝えることで、行動を促せます。

Timely(タイムリー) タイムリーな連絡にはつい反応してしまいます。相手が情報を欲しがっているときに情報提供しましょう。

 

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