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アジサイが鬱陶しい梅雨を彩る・・・  人事見直し倶楽部通信  №4494

time 2022/06/15

アジサイが鬱陶しい梅雨を彩る・・・  人事見直し倶楽部通信  №4494

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年6月15日水曜日です。

#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #ピープルマネジメント

とうとうやってきました。鬱陶しい時期が・・・・気象庁は昨日、近畿、東海、北陸、中国の4地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。

向こう1週間は前線や湿った空気の影響で、曇りや雨の日が多くなるという。気温も上がり湿度も高いと体調管理に気を付けないと体調崩す人もいるかも・・・・健康管理にも注意ですね。

 

さて、昨日の続き人生の2週目を考えてみることにしましょう。

若者でも中高年でも「ひとつの会社で定年まで働くのがベスト」と考えて、人生設計を立てている人が多いと聞きます。

転職は容易なことではなく、1つの会社に長年勤めたほうが、経済的にも立場的にもメリットはあるでしょうね。

しかし、現実的にひとつの会社だけで一生を終える人はここ最近の動向見る限り年々少なくなっていると思います。働く側に問題がなくても、会社の倒産やリストラ、人間関係のトラブルなどで会社を去ることは多々あると思います。

 

転職するにしても、「これまで事務職しかしたことがないから」「〇〇の資格をもっているから」と、ひとつの職種だけにこだわると、これまでの職場で通用していたスキルが、ほかの場所では使い物にならないこともあったり・・・・・

もちろん、1つの会社に長くいるからこそ、キャリアを築けたり、自分のやりたいことを実現できていることもあると思います。これまでのキャリアが会社内外で評価されるのであれば、転職や定年のときに声をかけられることも多いでしょう。

でも、もしも「これしかできることがない」という消極的な選択で、あなたの心がくすぶっているのなら、ほかの選択肢も考えてみるのも手だと思うのです。

そもそも高校や大学を卒業して、ほとんど働いた経験がないまま選んだ会社を「一生の仕事」とするのは、変化が激しい現代では無理があるとも・・・・

たとえるなら、20歳そこそこで選んだ服を、一生着ているようなもの。なかには、それが一生ものになっていく幸運な人もいますが、「だんだん合わなくなってきた」「ほかにも選択肢があるんじゃないか」と疑問を抱くのも当然ではないでしょうか。

仕事というのは偶然のめぐり合わせのようなもので、やってみないことにはわからない。向き不向きや、時代に合っているのか、やり続けられるか、年齢とともに変わってくることもあります。

生活のために会社を辞められなかった人も、50歳以降、昔からやりたかった仕事に挑戦してみたり、これまでの仕事経験を土台に独立したり、まったく新しい環境で始めたりすることもできるのです。

 

このように、これまでやってきたことを武器に、形を変えていくこともできます。50歳からは未来に「どれだけの結果や報酬が得られるか」より、いま「どれだけ充足した時間や心の満足が得られるか」のほうが大事になってきます。

 

40代50代で、会社に勤めているのであれば、会社にいるうちに、近い将来の定年後に別の仕事をすることも見据えて、「やりたいこと」「やれること」を見つけておいたほうがいいでしょう。

「辞めても、この道がある」「いつかこんな仕事をしたい」などいくつかの選択肢をもっておくだけでも心強いものです。

ほんとうの安定とは、変わらないことではなく、変化しながら、柔軟にバランスを保つこと。

自分の気持ちや状態も、まわりの環境も、移り変わっていくものですから。

 

MPE 経営人事教育システム

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