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徒然草に登場する「高名な木登り」・・・  人事見直し倶楽部通信  №4495

time 2022/06/16

徒然草に登場する「高名な木登り」・・・  人事見直し倶楽部通信  №4495

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和4年6月16日木曜日です。

#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #エンゲージメント #ピープルマネジメント

滋賀県での仕事も少しづつ増えて、よく機会があって乗車するJR西日本。その中でも琵琶湖の西側を走る湖西線の話。

この地域は冬から春にかけて強く吹く風、「比良おろし」と呼ばれているものに悩まされているという。運転見合わせや徐行は年約50日もあるそうだ。

そこで、AIを活用して運休を削減することを手掛けるというニュース。2023年度中の本格導入を目指すとのこと。どのように削減できるか楽しみである。

 

さて、話は変わって、

やり切る気持ちが希薄な人っていますよね・・・・

言い換えれば詰めが甘い人ですかね。タスクが8~9割進捗すると、もう完了だぁという気持ちになり、最後の最後に緊張が緩んでミスをするということが。

徒然草に登場する「高名な木登り」などは、失敗は油断するときに生まれると諭しています。

このような教訓を学んでほしいところです。

このような人に対して、どのような育成をすればいいのだろうか・・・・

やることを絞ってあげて、集中体験をさせることもいいかもしれませんね。

思い切って〇〇だけやってみようか・・・・と限定されることにより、言われた人は「そのくらいならやってみるか」とか「その程度ならこれからでもできる」、「その程度ならこれからでも間に合いそうだ」などとポジティブに行動を起こせるようになると言われてます。

この短いフレーズには2つの心理学の原理が働いているそうです。

まずは小分けの技術です。○○だけと小分けされるとこのくらいなら自分でも十分にやれるという希望が見えてくるのです。希望が見えてきたらモチベーションも高まるというわけです。

もう1つは集中体験。何かに集中してやり切った体験で得られるものは成功体験と変わりはないのです。それを繰り返すことで集中体験を学習しやり切るに足る行動ができるようになるというわけです。

一度試してみてもいいかもしれませんね。

 

MPE 経営人事教育システム

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