コンサル下ちゃんの人事気象台

庶民派コンサル「下ちゃん」の一期一会ブログ

スパコン計算速度 富岳は何位?・・・  人事見直し倶楽部通信  №5011

time 2023/11/15

スパコン計算速度 富岳は何位?・・・  人事見直し倶楽部通信  №5011

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和5年11月15日水曜日です。

#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #組織診断 #リカレント教育 #面談力

#セッション付きオーダーメイド研修

https://www.mpejinji-club.jp/jinzai  https://www.mpejinji-club.jp/310

理化学研究所は、富士通と共同開発したスーパーコンピューターの「富岳」が、計算速度を競う世界ランキング「TOP500」で4位になったとのこと。

今年5月は2位だったそうであるが・・・・上位3つはすべてアメリカというから力の入れようが違うのだろうか。富岳も2020年6月以来、4期連続で1位となり、2022年5月に米オークリッジ国立研究所の「フロンティア」に首位を奪われた後も3期連続で2位をキープしていた。

今後どのように変化していくのか楽しみである。

 

さて、

上司の目から見て仕事のクオリティーが低いと感じるときに、「もっと、やる気を出してよ」と言ってしまうことってないですか?しかしこれは、部下からしたら残酷であり、かつやる気が大きく削がれてしまう言葉なんですよね・・・・

上司から部下へのフィードバックの基本は、目標に対して進む中で現状を明確にし、課題や軌道修正するポイントを伝えるものです。

「もっとやる気出して」は目標に対するフィードバックではないので、ポジティブに捉えられるポイントがまったく見つからないのです。それだけではなく、至らないポイントがまったく明確ではないため、具体的に何をしていいかわからないのです。

それに本人はすごく頑張っていて、やる気を持って努力している場合もあります。上司から見れば確かに至らなくても、成長途中の可能性だってあるのです。そんなときに「やる気を出せ」と言われると、「どんなに頑張っても、自分のことを認めてくれない人なんだ」と思ってしまうのです。

最悪のケースは、言われている本人は自分自身の変えられないこと、例えば性格や性質について指摘されていると認識し、必要以上に悩むことも多々あります。

伝えるべきは、「どういうポイントをもっとクオリティーアップするべきか」という業務における指摘なのです。

「ここに〇〇の情報も入れるとうまく伝わるんじゃない?」

「こういうポイントは語尾にも気をつけるようにしようか」と指示を明確にすれば、「なるほど、自分はここの部分が至らなかったんだな」と明確に理解できるようになります。「次はそれを意識して頑張ろう!」という気になりますし、もっと言えば「確かに!自分が気付いていなかったポイントを教えてくれたな」と上司との信頼関係作りになるかもしれません。

「やる気を出して」ではなく目標達成のためのフィードバックとして業務に対する具体的な指摘として、「ここにこの要素を加えようか」とコミュニケーションを取れるようにしましょう。

 

MPE 経営人事教育システム

最近のコメント