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上昇するが物価に追いつかず・・・  人事見直し倶楽部通信  №5095

time 2024/02/07

上昇するが物価に追いつかず・・・  人事見直し倶楽部通信  №5095

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和6年2月7日水曜日です。

#目標管理 #1on1面接 #人事制度設計 #組織診断 #リカレント教育 #面談力

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厚生労働省が発表した、2023年分の毎月勤労統計調査によれば、物価を考慮した働き手1人あたりの「実質賃金」は前年比2.5%減だったという。名目賃金が物価の大幅な伸びに追いつかず、減少は2年連続だと・・・減少幅は比較可能な1990年以降では、消費増税のあった2014年(2.8%減)に次ぐ大きさだったとのこと。専門家によれば、現実的には物価上昇率が下がらないと実質賃金はプラスにならず、そうなるのは2025年の後半だとの見解だ。どこまで持ちこたえれるのか消費者が、動向を注視したいですね。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r05/23cp/23cp.html

 

さて、

アクションラーニングという言葉を聞いたことありますか・・・

アクションラーニングとは、個人や組織の学習する力を養成する手法のひとつです。

現実の課題(生産性向上・営業力の強化など)を題材にグループで議論し、解決するための方法を考え、振り返りを行う過程を通じて、参加者の問題解決能力の向上やリーダーシップ開発につながることが期待できます。

歴史のひもを解くともともと1930年代頃、イギリスの物理学者であるレグ・レバンスが考案したのが始まりとされています。

現在では、幹部候補生などを対象に、組織が今抱えている重要性の高い経営課題を題材として扱うことが一般的になっています。

よく間違えられるとしたら、アクションラーニングとアクティブラーニングですが、異なる学習手法です。アクティブラーニングとは、受講者が能動的に学習に取り組めるよう設計された学習手法を指し、従来の受講者が講義の内容を聞くという受動的で一方通行な手法と対比されるものです。

現場で実際に体験しながら学ぶ方法や、グループディスカッション、ディベートなどの方法があります。

アクションラーニングはグループで現実の課題を取り上げることが前提となりますが、アクティブラーニングにはそのような前提がなく、能動的な学習方法の総称を指します。

このアクションラーニングを取り入れることで、企業にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。

社員の能力開発ができること。実践することで、一般的な学習手法と比べてより現実的で業務に則した観点から課題に対する理解力・分析力や、解決のアイデアを創出する思考力などが磨かれます。また、ディスカッションを繰り返すことで質問力や傾聴力などのスキル向上も期待できます。

次に組織の問題解決能力の向上ができることです。

アクションラーニングを繰り返していくことで、社員が自発的に課題を見つけ、その課題を解決するために取り組める組織が形成されることが期待できるのです。

最後に企業が抱える問題・課題の解決です。

職場における多様なメンバーでグループを編成し、自社が抱えている課題に対して解決方法を考え、実践していきます。そのなかで、課題に対してさまざまな視点が混ざった議論が交わされることで、より優れた解決方法を探し出すことができるということです。

 

MPE 経営人事教育システム

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