
みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和7年7月16日水曜日です。
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咄嗟の場面なら仕方ありませんが、そうでない場合は、叱るときこそ感情をコントロールしましょう。怒りで唇が震えたり、胸が高鳴ったりしているような状態では、叱るのを控えるべきです。なぜなら、感情に振り回された叱責はうまく機能せず、目的が「相手の行動を変えること」から「なじる・罵ること」へとすり替わってしまうからです。
本当に重要なのは、相手の行動を即座に変えること。
そのための方法として、有効なのが“演技”です。あらかじめ台本を用意し、セリフを覚えてから叱ることで、感情に流されることなく、冷静かつ的確に伝えられます。
また、何度も言い聞かせて行動や意識を変えようとする場合には、叱るべきではありません。そうすると、いつもガミガミ言う人という印象を持たれてしまいます。叱ると決断したなら、一度で相手の行動を変えるつもりで行いましょう。
繰り返し伝える必要がある場合は、「注意」という形をとりましょう。注意は叱るほどのインパクトはありませんが、お互いのストレスを軽減できるという利点があります。
ただし注意をする際に大切なのは、必ずルールや基準を明文化しておくこと。そうすることで、伝えるべき内容がブレることなく、効果的に相手に届きます。
『冷静な叱責(オフィス編)』
【登場人物】:
上司(あなた)
部下(Aさん)
【シチュエーション】:
部下がチームルールに反して顧客対応の報告を怠った。
(やや低めの落ち着いた声で)
「Aさん、少しお時間をもらえますか?
今日お話ししたいのは、昨日の〇〇様への対応に関してです。」
(間をとり、目を見て)
「まず、あなたの対応そのものは誠意があり、評価しています。
ただ、対応後の報告が社内ルールに従っておこなわれていませんでしたよね。」
(静かな声を保ちながら)
「報告がないと、チームとして次の対応が滞る可能性があります。
これは、個人のミスでは済まず、組織全体の信頼に関わることです。」
(少しだけ緊張感を加える)
「私が今伝えたいのは、何が悪かったかではなく、どうすれば改善できるかです。
だからこそ、今日この話を冷静にしようと思っています。」
(落ち着いた口調で締める)
「次回から、対応後は必ず報告をするというルールを徹底してほしいと思います。
それができると信じていますし、今回を前向きなきっかけにしてください。」