火の中に拾う覚悟や人を育つ・・・　　人事見直し倶楽部通信　　№5773

time 2025/12/16

みなさんこんにちは。今日は、令和7年12月16日火曜日です。

『明るく挨し、心に芯を、運は信じて、縁を結び、目指すは遥か、大きな夢』をモットーにしている

下ちゃんです。

#人材確保等支援助成金　#Goodモチベーション診断　#人事制度設計　#組織診断

#リカレント教育　#賃金制度設計＃採用・定着・戦力化支援プログラム

「火中の栗を拾う」とは、他人のために危険を冒すことを指すことわざです。職場においても、困難な課題や失敗の後始末を引き受ける場面は少なくありません。そこにこそ、リーダーシップと人材育成の本質が現れます。

・リーダーの役割真のリーダーは、火中の栗を拾う覚悟を持ちます。誰も手を出したがらない難題に挑み、組織を守る姿勢は、部下に「この人についていこう」という信頼を生みます。

・人材育成の視点若手や部下にとって、リーダーが火中の栗を拾う姿は「学びの教材」です。困難に直面したときの判断力、責任感、そして失敗を恐れない姿勢は、言葉以上に強い教育効果を持ちます。

・愚かさと勇気の境界ただし、すべての栗を拾う必要はありません。リーダーが無謀に危険を背負えば、組織全体が疲弊します。育成の観点では「拾うべき栗」と「拾わなくてもよい栗」を見極める力を伝えることが重要です。

火傷の跡は「経験」として残り、次世代に伝えられる。

栗を奪う猿のように、責任を押し付ける人もいる。しかし、拾う人の姿勢が「リーダーシップの文化」を形づくる。

人材育成とは、火中の栗を拾う勇気を伝えること。そしてリーダーシップとは、拾うべき栗を見極め、組織の未来を守ることにある。危険を冒す姿勢は愚かさにも見えるが、そこにこそ信頼と成長の種が宿る。

フォローする