みなさんこんにちは。今日は、令和8年1月30日金曜日です。
『明るく挨し、心に芯を、運は信じて、縁を結び、目指すは遥か、大きな夢』 をモットーにしている
下ちゃんです。
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ミラノ・コルティナ五輪の開幕が、いよいよ1週間後に迫ってきた。街の空気が少しずつざわめきを帯び、歴史の層に新しい物語が重ねられようとしている。そんな気配を最も強く感じさせるのが、ミラノ市内の象徴的な建造物「平和の門」だ。
ナポレオン時代に建てられたこの門は、戦争と平和、栄光と再生というヨーロッパの歴史を静かに見つめてきた。その足元で今、五輪の聖火台が組み上がっている。
しかもデザインは“太陽”。
歴史の門の前に、未来を照らす光の象徴が置かれるという構図は、偶然にしてはあまりに詩的だ。
門は過去を象徴し、太陽は未来を象徴する。
その二つが同じ場所に並び立つことで、ミラノという都市が「歴史を抱えたまま、次の時代へ歩み出す」姿が浮かび上がる。
今回の五輪では、開会式が行われるジュゼッペ・メアッツァ競技場には聖火台が置かれない。代わりに、ミラノの「平和の門」と、山岳リゾート地コルティナダンペッツォの広場という、都市と自然を象徴する二つの場所に設置される。
これは単なる演出ではなく、五輪の舞台が「都市と自然の共存」をテーマにしていることの表れだろう。
ミラノの石畳と、コルティナの雪原。
二つの風景が同時に炎を掲げる瞬間、イタリアという国の多様性そのものが、世界に向けて灯される。
開会式で二つの聖火台が同時に点火されるというのも、象徴性が高い。
一つの火を二つに分けるのではなく、二つの場所が同じ瞬間に光を放つ。
それはまるで、離れた場所にいる人々が同じ歌を同じタイミングで歌い始めるような、静かな連帯の表現だ。
五輪は競技の祭典であると同時に、世界が「同じ時間を共有する」ための儀式でもある。
その意味で、今回の同時点火は、分断の時代にあって“同じ瞬間を生きる”という価値を改めて示すものになる。
「平和の門」に設置される球体の聖火台は、太陽をイメージしているという。
冬のミラノに、人工の太陽が昇る。
その光は、選手たちの努力を照らし、観客の胸を温め、そして世界のどこかで不安を抱える人々にも、わずかな希望の粒を届けるかもしれない。
五輪は、政治や経済の喧騒を超えて、人間の身体と精神が生み出す“純粋な輝き”を見せてくれる場だ。その幕開けを告げる太陽が、今まさに形を成しつつある。
開幕まで、あと1週間。ミラノの冬空に昇る太陽を、私たちはもうすぐ目にする。

