
みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和7年8月5日火曜日です。
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今日はこの話題に触れてみたいと思います。 時代の流れを感じさせるニュースが飛び込んできました。厚生労働省の中央最低賃金審議会は昨日、最低賃金(時給)の全国加重平均を63円(6.0%)引き上げ、1,118円とする目安を決定しました。物価高に対応するため、昨年の50円(5.0%)増という過去最高の上げ幅を大きく上回り、今年はさらに過去最高の水準となります。
この目安通りに引き上げられれば、すべての都道府県で最低賃金が1,000円を超えることになります。 今後、企業の対応や社会的な影響にも注目が集まりそうです。
さて話は変わって、
「メモを取れ」――。 今も昔も、新人の頃に誰もが一度は耳にした言葉ではないでしょうか。
一方で、「メモなんかしなくても覚えているから大丈夫」「めんどうだ」「意味がない」と考える人も、少なくないかもしれません。実際、そう感じていた方もいるのでは……。
仕事におけるミスの多くは、「上司の指示を忘れる」「書類の場所がわからなくなる」「人の名前を思い出せない」など、記憶に関するものが真っ先に挙げられます。「しっかり覚えた!」「これは忘れないだろう」と思っても、気づけば抜け落ちてしまっている――それほど私たちの脳は予想以上に頼りないのです。
記憶に関する研究の草分けとして知られる「エビングハウスの忘却曲線」があります。 「節約率」と呼ばれる指標は、最初に完全に記憶するための手間(時間や回数)に比べて、再び記憶するためにどれほど手間が省けるかを示したものです。これはつまり、記憶の保持率であり、裏を返せば忘却率でもあります。
特に注目すべきは、覚えた直後から始まる急激な忘却カーブです。 「完全に覚えた」と思っても、20分後には42%、1時間後には56%、そして1日後には74%を忘れてしまう――という研究結果もあるのです。
メモを取らない人からすれば、「書く手間を省いて効率化している」と感じるかもしれません。 しかし、実際には「頭で覚えておこう」とすること自体が脳のリソースを浪費しており、仕事の非効率につながる要因となります。
だからこそ、ぜひメモを活用して、効率よく仕事を覚えていきましょう。 ベテランの方も、これを機にメモの効能を改めて見直し、日々の業務におけるミスを減らしてみてはいかがでしょうか。