みなさんこんにちは。今日は、令和8年2月12日木曜日です。
『明るく挨し、心に芯を、運は信じて、縁を結び、目指すは遥か、大きな夢』 をモットーにしている
下ちゃんです。
#人材確保等支援助成金 #Goodモチベーション診断 #人事制度設計 #組織診断
#リカレント教育 #賃金制度設計 #採用・定着・戦力化支援プログラム
https://www.mpejinji-club.jp/568
https://www.mpejinji-club.jp/jinji https://www.mpejinji-club.jp/
絶対王者の試練。
藤井聡太名人・竜王が朝日杯で優勝したニュースは、単なる勝敗以上の意味を帯びていた。
タイトル戦で苦しむ姿が続く中、それでも盤上に戻れば、静かに、確かに、力を示す。
その姿は、長い遠征を終えてホームに戻ったアスリートが、ようやく呼吸を取り戻す瞬間にも似ていた。
3年ぶり5度目の朝日杯。
「不調説」を吹き飛ばすような勝利だったが、そもそも“わずか三つの黒星”で不調と騒がれる棋士など、他にいない。それほどまでに期待される存在であること自体が、彼の宿命なのだろう。
表彰式後のインタビューで、藤井名人は淡々と語った。
「調子に原因を求めるべきではないと思います。課題が解決しないことが結果に出てしまっているだけで、不調というわけではありません」
そして、常勝を求められる重圧について問われたとき、1分近い沈黙のあと、こう続けた。
「期待されているから結果を出せたこともあります。長期的には実力以上の結果は望むものではありません。実力を伸ばせば結果が出る。逆もしかりです」
その言葉は、若い社会人にこそ響くものがある。
「調子のせいにしない」──外部要因に逃げない姿勢。
「期待を受け止める」──評価と成長の関係性。
「実力以上を望まない」──短期成果主義への静かなアンチテーゼ。
仕事を始めて数年のうちは、成果が出ないと「自分は向いていないのでは」と焦り、逆にうまくいくと「この調子でいける」と過信しがちだ。
だが藤井名人の言葉は、そんな揺れ動く心に、ひとつの基準を示してくれる。
“調子ではなく、実力を積むこと。”
“期待に振り回されるのではなく、期待を材料に変えること。”
盤上で静かに積み重ねてきた彼の姿勢は、どんな職場にも通じる普遍的な成長論だ。
そして、実力を磨くことに集中する人だけが、長いキャリアの中で本当の意味で“勝ち続ける”のだろう。

