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風見えて 踏み出す一歩 冬晴るる・・・  人事見直し倶楽部通信  №5830

time 2026/02/11

風見えて 踏み出す一歩 冬晴るる・・・  人事見直し倶楽部通信  №5830

みなさんこんにちは。今日は、令和8年2月11日水曜日です。

『明るく挨し、心に芯を、運は信じて、縁を結び、目指すは遥か、大きな夢』 をモットーにしている

下ちゃんです。

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「リーダーは“動かない時間”を持てるか」

ある会社の企画部長は、売上至上主義という旗を高く掲げ、ただひたすら数字の達成だけを追い続けていた。

部下に対しては「とにかく売れ」とだけ言い放ち、どんな商品をつくるのか、顧客のニーズはどこにあるのか、ヒット商品の背後にどんな“物語”が潜んでいるのか──そうした根本の問いを一度も共有しなかった。

 

部下は暗闇の中で走らされるように動き続け、広告部門や営業部門への根回しもないまま、準備不足の企画を市場に投げ込む。当然、売上は伸びない。

すると部長は夜中でもお構いなしに電話をかけ、叱責を浴びせる。

結果、部署の半分が退職の意思を示し、チームは音を立てて崩壊した。

この話が示すのは、「リーダーの仕事は、声を張り上げて部下を走らせることではない」という当たり前の事実だ。だが現場では、この“当たり前”が驚くほど簡単に失われる。

 

耐える力を持つリーダーは、静かに“仕込み”を続ける

対照的に、成果を出すリーダーには共通点がある。

それは、動かない時間を恐れないということだ。

・顧客の声を拾い集める

・市場の変化を読み解く

・他部署と丁寧に関係をつくる

・チームの強みと弱みを見極める

・仮説を磨き、検証し、また磨く

 

こうした“地味な下準備”を、まるで薪を積むように静かに積み重ねる。

そして、ここぞという瞬間にため込んだエネルギーを一点に集中させ、スピード感を持って動き出す。準備が整っているからこそ、動いたときの一手が鋭い。

結果が出る確率も高い。

これは奇跡でも才能でもなく、耐える力のあるリーダーが選んだプロセスの必然だ。

「あえて動かない」という勇気

リーダーには、あえて行動しないという選択が必要な局面がある。

焦りに任せて「やれ、走れ、急げ」と叫ぶのは簡単だ。

だが、チームを迷走させるのもまた、その“叫び”である。

 

動かない時間とは、怠ける時間ではない。

未来のために、静かに地面を耕す時間だ。

部下の声を聴き、情報を集め、仮説を磨き、関係を整え、戦略を練る。

その積み重ねが、チームの背中を押す“追い風”になる。

 

結局、リーダーの仕事とは何か

リーダーの役割は、

チームが迷わず進める道を整えること

であって、

チームを怒鳴りながら走らせることではない。

 

動かない時間を持てるかどうか。

それが、チームを壊すリーダーと、チームを育てるリーダーの分岐点になる。

 

MPE 経営人事教育システム

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