コンサル下ちゃんの人事気象台

庶民派コンサル「下ちゃん」の一期一会ブログ

九回に マスクをかぶる 秋惜しむ・・・  人事見直し倶楽部通信  №5699

time 2025/10/03

九回に マスクをかぶる 秋惜しむ・・・  人事見直し倶楽部通信  №5699

みなさんこんにちは。今日は、令和7年10月3日金曜日です。

『明るく挨し、心に芯を、運は信じて、縁を結び、目指すは遥か、大きな夢』 をモットーにしている

下ちゃんです。

#人材確保等支援助成金 #Goodモチベーション診断 #人事制度設計 #組織診断

#リカレント教育 #賃金制度設計 #採用・定着・戦力化支援プログラム

https://www.mpejinji-club.jp/568

https://www.mpejinji-club.jp/jinji https://www.mpejinji-club.jp/

いや〜参ったなぁ……。阪神タイガース・藤川監督のこのひと言に、今年のチームの強さがにじみ出ていた。

昨日は甲子園球場での公式戦最終日。記録更新、タイトル獲得、引退試合と、まさに盛りだくさんの一日だった。

村上投手は、勝率・最多勝・最多奪三振の三冠がかかっていたが、それを見事に達成。佐藤輝明選手も、タイガース生え抜きとしては1985年の掛布雅之さん以来となる40本塁打を記録し、さらに100打点もこの最終戦で到達した。

そして最後は、チームメイトやファンに深く慕われていた原口選手の引退試合。7回には代打で登場し、8回はファースト、9回にはキャッチャーとして出場。試合後には涙のセレモニーも行われた。

 

昨日の甲子園球場では、記録だけでなく、心に残る美しい景色が広がっていた。まさに、今年の阪神を象徴する一日だったのではないだろうか。

 

さて話は変わって、

日々の仕事に慣れてくると、仕事そのものへのやりがいが感じられなくなり、モチベーションが低下する社員も少なくありません。仕事に対するモチベーションが低下すると、十分なスキルや能力が身につかなくなることもあり、企業にとっては人材育成が進まないという問題も生じます。

しかし、同じ仕事内容であっても、仕事に対する考え方や方法などを変えてもらうだけで、モチベーションや仕事への愛着を高めることもできます。そのために有効な「ジョブ・クラフティング」についてみていきたいと思います。

 

ジョブ・クラフティングとは、一言で表すと「社員自身が働き方を主体的に変えていくこと」です。仕事を「やらされている」と感じるのではなく、やりがいを持って「能動的に取り組む」姿勢へと転換する考え方です。

この概念は、2001年に米国イェール大学のエイミー・ヴェジェスニエフスキー氏とミシガン大学のジェーン・ダットン氏によって提唱されました。

 

一般的に、仕事を覚える段階では、上司や先輩社員からの指示や業務マニュアルに従って業務を進めることが多くなります。しかし、ある程度業務に慣れてくると、単調な作業の繰り返しに退屈を感じたり、指示通りに動くことに「やらされ感」を覚えたりすることがあります。その結果、仕事へのモチベーションが低下し、十分なスキルや知識が身につかなくなる可能性もあります。

こうした課題を解消するために、ヴェジェスニエフスキー氏とダットン氏は、社員自身が仕事の意味を見出し、主体的に取り組むことの重要性を説き、「ジョブ・クラフティング」という考え方を提唱しました。

 

働き方を変えるための3要素

ジョブ・クラフティングを実践するうえで、以下の3つの要素が重要であるとされています。

1.タスク(労働環境)

仕事の内容や範囲、進め方を見直すこと。配置転換など外部からの変化だけでなく、同じ業務でも自分なりの工夫を加えることで、労働環境に変化をもたらすことができます。

2.人間関係

業務に関わる人とのコミュニケーションの量や質を変えること。関係性の再構築や対話の工夫によって、仕事の意味づけが変わることもあります。

3.認知

仕事に対する捉え方を変えること。たとえ業務内容や人間関係が変わらなくても、仕事の意義や目的を再定義することで、自分自身の意識に変化を起こすことができます。

 

実践の可能性

業務によっては、作業手順やマニュアルが厳格に定められており、社員個人の判断で変更できない場合もあるでしょう。しかし、上記の3要素を意識してジョブ・クラフティングを実践することで、同じ仕事内容であっても、社員自身が仕事への向き合い方や行動を変えることが可能になります。

 

MPE 経営人事教育システム

最近のコメント