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自社に合った「ものさし」を探してみては・・・  人事見直し倶楽部通信  №3911

time 2020/11/09

自社に合った「ものさし」を探してみては・・・  人事見直し倶楽部通信  №3911

みなさんこんにちは。下ちゃんです。令和2年11月9日月曜日です。

#目標管理 #人事評価 #テレワーク #マインドセット

この時期気になるのが冬の賞与。

J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は、12月に支給する冬のボーナスを前年比で5割削減する。7日までに労働組合と合意したと・・・・

新型コロナウイルスの感染拡大で、百貨店は来店客が減り、業績が悪化している。

約3700人の従業員が対象で、削減幅は大丸と松坂屋が合併し、大丸松坂屋が発足した2010年以降で最大となる。J・フロントリテイリングは、臨時休業や時短営業が響き、20年8月中間連結決算(国際会計基準)の最終利益は163億円の赤字だったとのこと。

冬の消費がどのようになるのか心配です。

 

さて、

組織がうまく回っていないという言葉を経営者から聞くことがあります。組織をよくするための施策に取り組んでいるところもたくさんありますが、せっかく滑り出した施策も途中で頓挫してしまっているところもあるのでは・・・・

なぜかというと、企業が力を入れるのは、どうしても事業、つまり直接利益につながる活動になるからです。

組織や人事に関する施策はそれらの活動に押しやられて後回しになってしまう・・・・・

企業が組織人事の施策に本腰を入れて取り組まない理由として挙げられるのが効果を測定する「ものさし」がないのではなだろうか。

企業経営となると、損益計算書とか貸借対照表という財務のものさしがありますよね。

しかし組織人事には「ものさし」がない・・・・ただこのまま効果が見えないことにかこつけて積極的に取り組めないと言い続けていたら組織改革は望めませんよね~

だから「ものさし」を準備しなければならないのです。たとえば、社員数であるとか退職率や定着率などが考えられるものをすべて出すというものいいかもしれませんね。

自社に合った「ものさし」を探してみてはいかがでしょうか・・・・

そのために現状を把握するのもいいかもしれません。しかし現状把握だけではなくそれを目標に置き換えることも大切だと思うのです。

 

 

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